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PayPal 米国特許商標庁のWebサイトで仮想通貨による取引迅速化の取り組みを公表

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米国特許商標庁(USPTO。商務省の機関で特許及び商標の権利付与を所掌する)のデータベースによると、PayPalが仮想通貨による取引迅速化の取り組みについて公開されていることが判明しました。

特許出願のタイトルは”Expedited Virtual Currency Transaction System“と題され、2018年3月1日付で公開されました。

「仮想通貨による取引迅速化」の何がすごいの?

“Expedited Virtual Currency Transaction System”というアプリケーションは、和訳を読んで字のごとく消費者と販売者の決済に関わる取引時間が短縮することが可能になるようです。

英語かつ特許出願の文書なので、大まかなことしか分かりません。ですが申請書をざっくりと要約するとPayPal社独自の秘密鍵とウォレットを開発することによって、取引の迅速化できるとのことです。

ただ残念ながらこのシステムを用いることによって、どのような決済手段が迅速化するのか分かりません。仮想通貨による決済が迅速化するのか、仮想通貨の技術に紐づいた法定通貨の決済が迅速化するのか。

どれぐらい速くなるの?

もし決済のスピードが速くなれば、世の中の商取引はさらに多くなり活発化するでしょう。では現状のPayPalのウォレット決済と比べてどれぐらい速くなるのでしょうか?さすがに具体的な速度についてまでは、この文書では触れられていません。

Client-side RESTで30秒ぐらい

現在、PayPalではJavaScriptだけで完結するサーバーレス決済として、”Client-side REST“という実装方法があります。”Client-side RESTとは、checkout.jsを使ってPayPal口座にある電子マネーで決済する実装です(クレジットカードには対応していません。クレカで決済するためにはBraintreeが必要)

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先日、実際にNode.js + Expressを使って、サーバーレス決済試して見ました。するとPayPalボタンを押して決済を完了させるまでに、約30秒ほどの時間がかかりました。比較の対象がないため、30秒が速いか遅いかは個人の主観によります。

ですが、いまのご時世は単純なWebページに遷移する時間を短縮化するために0.1秒を争うような世界です。それを踏まえると決済に関わるスピードを迅速化する意義は大きいと考えられます。

GitHubでClient-side RESTを公開

ちなみに上記の画像に関わるコードをGitHubで公開しています。

  • PayPalビジネスアカウント
  • PayPalSandBoxパーソナルアカウント
  • PayPal PayPalSandBoxパーソナルアカウント

以上のアカウントとトークンがあれば、JavaScriptだけで完結するサーバーレス決済が可能です。ご興味のある方はぜひ試してみてください。”Expedited Virtual Currency Transaction System”が実現して、商取引がさらに活発化するかもしれませんね。決済のスピードが速くなれば、それだけ多くの取引を決済させることができますから。