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「アンという名の少女 シーズン4」打ち切りの理由〜「赤毛のアン」の世界観とドラマ視聴者の価値観が合わないから #アンという名の少女 シーズン4

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NHK総合テレビで2「アンという名の少女シーズン2」が2021年9月12日日曜日から始まり、2021年11月28日日曜日から「シーズン3」もスタートすることがNHKから発表されました。

「アンという名の少女 シーズン4」打ち切りの理由は企画者のコメントにあり

そこでがぜん注目が集まるのは「アンという名の少女シーズン4」は放送されるのか、また放送されるのであればいつ放送されるかということです。結論から言うと「シーズン4」は、今のところ放送される予定はありません。「アンという名の少女」はシーズン3で打ち切りです。

理由は「アンという名の少女」の企画者である、Moira Walley-Beckettさんが2019年9月にインタビューで語った内容(新しいタブで開く)にあります。

“It’s always been a concern to me that L.M. Montgomery’s world of Avonlea is such a white world when in fact it doesn’t really accurately reflect the diversity that Canada was and is,”

“So my master plan from the beginning when I first conceived this series was to find a way to genuinely and legitimately reflect the diversity of the nation.”

“There’s no sense in reinventing a classic novel if you’re not going to make it relevant for today’s audience,” de Pencier said in an interview in February.

要約するとモンゴメリ原作の”Anne of Green Gables(邦題:「赤毛のアン」)”には白人優先的な考えが多く含まれており、原作には20世紀初頭に存在したカナダの多様性を正確に反映されていなかった懸念が、ドラマの制作当初から常につきまとっていたとのことです。

ストーリーが展開させるにつれ、21世紀の視聴者がもつ多様性に関する価値観と、「赤毛のアン」の世界観は合わなくなることは最初から分かっていて、シーズン3で終わらせることは打ち切りというかよりむしろ制作当初からの既定路線だったことがうかがえます。

もし「アンという名の少女」がシーズン4として再開するのであれば、原作者の価値観と、多様性に関する現代の価値観といかに折り合いをつけるかが焦点になるでしょう。