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BraintreeSDKを利用してPayPal ExpressCheckoutを実装する その7(Braintreeアカウントの作成とAPI認証情報の取得)

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BraintreeSDKを利用してPayPal ExpressCeckoutを実装する その6(新しいタブで開く)では、PayPal ExpressCheckoutで決済をするために必要なaccessTokenの作成方法について説明をしました。

Braintreeのサーバー内でNonce(ナンス)の作成

paypal_braintree_payments_7_0

自分のサーバーでPayPal ExpressCheckout(index.js)を実装したサーバーにaccessTokenを記述しておくと、ユーザーがBraintreeのサーバーにアクセスするためのclientTokenが、braintreeモジュールによって自動的に作成されます。

Braintreeのサーバーに送信されるクライアントトークンは、Braintreeサーバー内であらかじめ登録されているAPI認証情報と照合され、一致すればNonce(ナンス)として、再び決済をするユーザーに返されます。

ちなみにナンス(Numbe only used)とは暗号通信で用いられる、使い捨てのランダムな値のことを指します。詳しくはWikipedia(新しいタブで開く)を参考にしてください。

BraintreeサーバーのAPI認証情報を取得する方法

BraintreeサーバーのAPI認証情報取得するためにBraintreeのアカウントを作成することが必要になります。

4つのAPI資格情報

Braintreeの公式ページ(新しいタブで開く)を確認すると、そのAPI認証情報は4つあります。

  • Environment
  • Public key
  • Private key
  • Merchant ID

これらのうちEnvironmentと、Public key・Private key・Merchant IDで取得する方法が異なります。

Environmentの取得

braintree.Environment.Sandbox

Environmentは上記の文字列を使用してください。なぜこの文字列を使わなければならないか、その根拠となるサンプルが公式ドキュメントのページ(新しいタブで開く)で紹介されます。

Public key・Private key・Merchant IDの取得

これら3つの情報についてはBraintreeのアカウント作成すると取得できます。

1.Braintreeのアカウント作成

paypal_braintree_payments_7_1

Braintree Sandboxのログインページ(新しいタブで開く)にアクセスして、右上にある”sign up”をクリックします。

paypal_braintree_payments_7_2

次に”Test Everything Braintree”の画面に必要事項を記入し、最後に”Try The SandBox”のボタンを押します。

paypal_braintree_payments_7_3

そうするとBraintreeから登録したメールアドレス宛にBrainttreeからメッセージが届きます。“this user information form“のリンクをクリックすると、再度Braintree SandBoxのサイトに画面が遷移します。そこで任意のパスワードを設定すれば、Braintreeのアカウントが完成したことになります。

2.BraintreeサーバーのAPI認証情報

再度、Braintree Sandboxのログインページ(新しいタブで開く)にアクセスして、ユーザーネームもしくはEmailアドレスとパスワードを入力します。

すると”Welcome to the Sandbox”というタイトルのページが表示され、画面を下に向かってスクロールすると、”Sandbox Keys & Configuration”の見出しの下に、Public key・Private key・Merchant IDがそれぞれ表示されます。

BraintreeサーバーのAPI認証情報をペースト

var ACCESS_TOKEN = 'access_token$sandbox$ACCESSTOKEN';

var BT_ENV = braintree.Environment.Sandbox,
    BT_ID = "DUMMYID",
    BT_PUB = "DUMMYPUBLIC",
    BT_PRI = "DUMMYPRIVATE";

その6で追記した変数ACCESS_TOKENの下の行に、BraintreeのAPI認証情報をペーストします。GitHub上でのコードも参考にしてください。その8(新しいタブで開く)に続きます。