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NHK大河ドラマ 「西郷どん 第12回 運の強き姫君」 放送前予想 ~ 徳川家定ってどんな人? #西郷どん #せごどん

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(西郷)一緒に逃げておくれ」(薩摩訛りで)。

NHKの大河ドラマのWebサイトで第12回「運の強き姫君」の予告動画を見ていると、単なる用人(西郷吉之助=鈴木亮平さん)と「日の本一のファーストレディ」となるはずの姫君(篤姫=北川景子さん)とは思えぬ大胆な会話が交わされています。

西郷どんこと鈴木さんの目線ではこのように語られています。

最後には、篤姫さまとの衝撃の秘めごとが……。吉之助さんと篤姫さまにどんな感情が芽生えたのか、その答えは、見守ってくださるみなさまにお任せしたいと思います。

「うつけ」の家定、カラスに手を降る

自分は一視聴者にすぎませんので、どのような経緯で衝撃のシーンが登場したのかは分りません。もっともすでに有力な諸侯からは「うつけ」と陰口を叩かれている徳川家定(又吉直樹さん)に原因の何割かはあるのでしょう。

そういえば阿部正弘(藤木直人さん)や島津斉彬(渡辺謙さん)が持ちかけた婚儀の話を進めているシーンがありました。そのとき家定は2人の話を聞いているのか、聞いていないのか分からないような態度で木に止まったカラスに手を降ってましたね。あのシーンは「アホー、アホー」と鳴いているように聞こえるカラスの鳴き声と家定のイメージを引っかけていたのか、気になるところです。

私の家定イメージは「陽だまりの樹」

ところで近年の大河ドラマにおいてすでに3人の方が徳川家定を演じられました。

  • 『篤姫』(2008年、NHK大河ドラマ、演:堺雅人さん)
  • 『龍馬伝』(2010年、NHK大河ドラマ、演:小須田康人さん)
  • 『八重の桜』(2013年、NHK大河ドラマ、演:ヨシダ朝さん)

見る方によって徳川家定のイメージはそれぞれにあると思います。ですが自分はこれらの大河ドラマはほとんど見ていません。自分が徳川家定と聞いて思い出すのは、「陽だまりの樹(新しいタブで開く)」に登場する徳川家定ですかね。

「陽だまりの樹」で登場する徳川家定は、日米修好通商条約(新しいタブで開く)締結に向けて江戸城に登城したタウンゼント・ハリスと謁見するのが嫌で仕方なかったようです。そこで老中たちは上座の下に細工を施して、中にこっそりと家来を座らせました。実際にハリスと謁見するときには家定が足をふみ鳴らし、家来が言葉を発していかにも将軍が労いの言葉をかけたように描かれています。

徳川幕府の征夷大将軍になるぐらいの人物ですから、後世の人によって諸説がいろいろと考えられると思います。斉彬にその度胸を買われて将軍御台所に推された篤姫が逃げたいと言わしめる、徳川家定は「西郷どん」ではどんな人物として描かれるのでしょうかね。今からNHKBSプレミアムとNHK総合での、西郷どん第12回「運の強き姫君」が楽しみです!