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泉親衡の正体→源仲章(生田斗真さん)。NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人に登場する泉親衡とは誰のこと?信濃国の謎の武士。

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泉親衡とは誰なのか?和田合戦の引き金となった「泉親衡(いずみちかひら)の乱」の首謀者である泉親衡は、信濃国(現在の長野県)の武士です。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、その正体は後鳥羽上皇の側近である源仲章(生田斗真さん)が使っていた偽名です。

鎌倉殿の13人では泉親衡 = 源仲章

「鎌倉殿の13人」第40回では和田義盛(横田栄司さん)の息子である和田義直・和田義重と甥の和田胤長が語らって、北条義時(小栗旬さん)を殺そうとします。ですがこの殺害計画は元々は、泉親衡という鎌倉ではよく知られていない武士が、和田胤長に持ち込んだことが事件の始まりです。

「泉親衡の乱」は事前に露見し、和田義直・和田義重は罪を免れたものの、和田胤長は謀反を主導したという罪で陸奥国(現在の福島・宮城・岩手・青森県)に流罪とされました。

羽林(うりん)の意味→和田義盛が源実朝を呼ぶときに使う名前。官職名を中国風に呼び変えたもの

コトバンクで泉親衡を調べていると清和源氏の血筋を引いている生没年不詳の人物で、源仲章(新しいタブで開く)も宇多源氏の血を引いているもののやはり生没年不詳の人物です。要するに2人とも出所のはっきりしない人物であるが故に、ドラマの引き立て役として使いやすいのかもしれません。