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葉隠仙鋭(はがくれせんえい) とは朝ドラ オードリーの映画 大京映画のヒット作品 ヒロインの佐々木美月(大橋梓)も出演

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「葉隠仙鋭」から「続・葉隠仙鋭」、「葉隠仙鋭 完結編」へ

「葉隠仙鋭」とは朝ドラ「オードリー」の劇中で登場する映画シリーズの名前です。葉隠仙鋭を制作した会社は大京映画で、ヒロイン・佐々木美月(大橋梓さん)も1965年に「続・葉隠仙鋭」に出演したことがあります。

1960年代に発表した「葉隠仙鋭」はたちまち大京映画の人気シリーズになり、1965年に続編である「続・葉隠仙鋭」が制作され、1972年に「葉隠仙鋭 完結編」が制作されます。

リメイク版「葉隠仙鋭」の構想

しかし「葉隠仙鋭 完結編」が公開される頃には、映画業界はテレビ業界に押され、時代劇の映画を制作する会社は大京映画だけとなります。後年、大京映画ではテレビ時代劇として、リメイク版の「葉隠仙鋭」の企画を検討したこともありました。

オードリー 朝ドラ ネタバレ 惨殺浪人・夢死郎 番組中止 NHK朝ドラ再放送「オードリー」より(連続テレビ小説アンコール)

もっとも「葉隠仙鋭」は殺しの場面が多く、「惨殺浪人・夢死郎」が世間の批判を浴びて終わったしまった後番組には相応しくないと、ボツになった経緯があります。

オードリーのヒロイン佐々木美月と葉隠仙鋭の関係

佐々木美月が高校卒業後に大京映画に入社して大部屋女優になった理由は、この「葉隠仙鋭」が大いに関係しています。

「続・葉隠仙鋭」が大京映画で撮影したころ、子役・千吉として出演した中山晋八が、川に飛び込むことができず。吹き替え(代役)として出演し、「若侍七変化・風車の巻」以来、2度目の映画出演を果たします。

大京映画 朝ドラ オードリーに登場する映画会社 社長は黒田茂光(國村隼)・関川徹(石井正則)・杉本英記(堺雅人) NHK朝ドラ再放送「オードリー」(連続テレビ小説アンコール)2024年4月1日月曜日から放送

また大部屋俳優として美月に課された試験は「葉隠仙鋭 完結編」のワンシーンでした。この入社試験では美月は大京映画の社長・黒田茂光に「芝居は泣けばいいという者ではないが、集中力もあるし、感性もある。スターにはなれんけど」という言葉をもらって、大京映画の大部屋俳優になることを決めました。

オードリー 朝ドラ 相関図 キャスト

オードリーを取り巻く家族

オードリー 相関図 キャスト 岡本綾 大竹しのぶ 賀来千香子 段田安則 藤山直美 茂山逸平ほか NHK朝ドラ再放送「オードリー」より(連続テレビ小説アンコール)

大京映画の人たち

オードリー 朝ドラ相関図 キャスト 長嶋一茂 堺雅人 仁科貴 沢田研二 佐々木蔵之介 菊池隆則 井元由香 石井正則 三林京子 岡本綾 他 NHK朝ドラ再放送「オードリー」より(連続テレビ小説アンコール)

朝ドラ オードリー 関連資料(脚本担当:大石静さん作品)