ちむどんどんと島豆腐(沖縄の豆腐)〜にがりの代わりに海水を固めたの水分の少ない豆腐。沖縄で使われるよく使われる食材の1つ

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NHK朝ドラちむどんどんには、比嘉兄妹が住む村の豆腐店として、砂川豆腐店が登場します(その店の息子は前田公輝さんが扮する砂川智)。砂川豆腐店は沖縄の豆腐店だけあって、本州の豆腐よりも硬めの島豆腐を販売しているのではないかと期待されます。

この島豆腐は、沖縄料理でよく使われる食材の1つで、チャンプルーやステーキなどの炒め物としての具材として食べられています。

ちなみに沖縄の有名な豆腐として島豆腐以外にもゆし豆腐があります。

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島豆腐の特徴は海水にあり

沖縄の島豆腐は豆腐を固めるために、もともとにがりの代わりに海水が使われていました。海水にはにがりと同じ成分である塩化マグネシウムが含まれていて、海水独特の塩味と甘みが島豆腐の食感に加わります。

現在では海の汚れなどで、にがりの代わりに海水を使った島豆腐の製法は、宮古島などの一部の地域でしか使われていない製法になっているそうです。

カムカムエヴリバディの豆腐とちむどんどんの豆腐の比較

もっともNHK朝ドラちむどんどんの時代は、1960年代から始まります。このころの沖縄・やんばる地方における海の汚れはどうだったのでしょうか。豆腐の材料として使えないほど、海は汚れていなかったうような気がします。

朝ドラと豆腐といえば、ちむどんどんの前の作品である「カムカムエヴリバディ」でもお話の中に豆腐店さん(水田屋とうふ)が登場しました。

NHKの朝ドラにおいて本州の豆腐と沖縄の豆腐の違いがどのように表現されるかに注目したいところです。

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