WordPressの「オプション付き投げ銭プラグイン」の用途

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先日、WordPressの「オプション付き投げ銭プラグイン」に関するほにゃららな記事を3つ書きました。

今回の記事では、WordPressのブログに貼る「投げ銭プラグイン」の使いどころを考えてみたいと思います。なお、この記事で使う「投げ銭」とは「債権債務の解消」を伴う資金移動のことを指します。

目次

読み手のニーズから見たブログの需要

ブログサイトはインターネット上で数え切れないほどのジャンルのサイトが存在しています。書き手からするとジャンルは趣味やビジネス、Web技術など多種多様な記事やサイトを公開しますが、読み手のニーズは大きく分けて2つしか存在しません。

  • ノウハウの取得
  • 感動の体験

これら2つの読み手のニーズに基づいて、WordPressで書いたブログ記事に「投げ銭プラグイン」を埋め込むと、それぞれ以下の用途が考えられます。

知識やノウハウの取得

近年、日本語の中に「ググる」という動詞が定着してきました。この「ググる」という言葉は、日常生活や仕事において何か分からないときが発生したときに、Googleの検索窓に関連キーワードを入力して分からないことの詳細を調べる行為のことを言います。

ググる行為の有利・不利な点

最近は検索の精度が高くなり、自分の知りたいことをピンポイントで見つけられることが多くなってきたように思います。ただピンポイントで見つけた知識は、その知識の体系が分かっていないと自分が使えるノウハウにはなりません。ググって得た知識を自分のノウハウとするためには、いづれも別の作業が必要となります。

もちろんさらに自分で関連キーワードを検索したり、知識が体系的にまとまっている本を読み込んだりすることも有効であると考えられます。ですが何分にも時間がかかります。

ブログ記事のワンポイントレッスンサービス

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そこで登場するのがブログ記事のワンポイントレッスンサービスです。自分も日々Webサービスを開発する上で、しょっちゅうググって調べています。ですが、ググってピンポイントな知識を見つけることができてもその知識に関する体系的な理解ができていないため、その知識が習得し切れないことがあります。

そんなときブログを書いた人に直接問い合わせて、その知識が使われている文脈などを知ることができれば、体系的な理解がしやすくなります。

ブログの記事を書いた人は「自信をもって教えられる!」という記事に、「投げ銭プラグイン」のボタンを貼り付けて「この記事についてもっと深く知りたい人は〇〇〇〇円で教えます」ということにしておけば、アフィリエイトやGoogleアドセンス以外の収益にもなると考えられます。

感動体験の共有

人間は自分の見たいものを見たいという習性があります。例えば昨日テレビで放送していたドラマを考えてみましょう。テレビドラマの主演をする俳優さんであれば、きっと有名な方に違いありません。その俳優さんは昨日のお話でどんな仕草を見せたとか、時代背景に合わせてどんなセリフを喋ったのか非常に気になることだと思います。

感動体験のお礼メール送信サービス

このとき書き手は自分が見たテレビドラマについて思ったことを記事にした場合、その思ったことについて読み手はその内容についてFaceboookやTwitterのように「いいね」ボタンを押したくなるかもしれません。

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そういう人間の心理を利用して、ブログの書き手はNHK大河ドラマのような国民的ドラマ番組の感想記事にPayPalの投げ銭プラグインを貼り付けておきます。

もし読み手がその感想記事について気に入った場合、PayPalボタンでお金を支払います。書き手はそのその反対給付としてお礼のメールを送信すると、書き手と読み手の間でお互いに感動体験の共有ができると考えられます。

既存サービスの確認

上述したブログ記事のワンポイントレッスンサービスにしても、感動体験のお礼メール送信サービスにしても商売です。一般的に何かの商売を始める場合、同じようなサービスが世の中に存在するかどうか見つける必要があります。商売を始めるにあたってそのサービスに需要があるのか、競合はどれぐらい存在するなどの目安になるからです。

自分で何か商品やサービスを考えついた場合、大抵はすでに先行しているサービスが存在していると考えた方が良いでしょう。「投げ銭プラグイン」についてもすでに先行しているサービスの1つとして、タイムチケットが考えられます。「個人の時間を30分単位で売り買いする」というのがキャッチコピーです。

もし自分でワンポイントレッスンサービスや感動体験のお礼メール送信サービスを始めようと考えている方は、タイムチケットのサービスを基準にしてどのようにサービスを展開するのか考えることが、よりベターな商売の始め方であると考えられます。

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