Webmaster Conference Osaka 2019で2つの質問をしました〜「LighthouseのスコアはGoogleの検索順位に影響するか?」「オフスクリーンの画像遅延読み込みはChromeに実装されているか?」 #WMCOsaka

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2019年11月27日(水)にグランフロント大阪で開催されたWebmaster Conference Osaka 2019に参加してきました。昨年も同じような時期にGoogle Dance Osakaという名前でWebmaster向けのイベントが開催されました。今年からイベント名を改めての開催です。

目次

ページの読み込み速度と画像の遅延読み込み

自分にとってもっとも興味があったセッションが、Search Outreach Lead India and South Asiaに所属されているMalik Mairaj Syed(@SyedMalikM)さんのお話でした。内容はGoogleの検索順位にまつわる都市伝説です。

自分は2019年6月15日(日)に各分野のスペシャリストに登壇を依頼して、自ら音頭を取って「Webパフォーマンス改善セミナー」を開催しました。それほど自分で運営しているブログのページ読み込み速度を気にしています。

そこで3人のゲスト・スピーカーによるセッションが終了したあとに行われた「ライブ版ウェブマスターオフィスアワー」で、Malikさんこのような質問をしました。

1. LighthouseのスコアはGoogleの検索順位に影響しますか?

結論から言えばYesです。ただLighthouseのスコアは検索順位に直結しているわけではありません。いくらスコアが良くてもコンテンツがスカスカであれば検索エンジンには評価されません。

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以前、遊びでPHPが動くサーバーにドキュメントルートディレクトリに、”Hello world!”だけを出力するindex.phpを表示させたことがあります。このページをLighthouseで評価してもらったところ、どの項目も100点に近いスコアが出ました。でもそんなページって何の意味もないですよね。

2. 画像の遅延読み込みはすでに実装されていますか?

答えはYesです。Chrome76から実装されたそうです。自分はてっきりChrome78から実装されていたと思ってましたが。

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案外早くデフォルトで実装されていたんですね。ちなみにこの質問はWeb Web Trend AnalystのMartin Splitt(@g33konaut)さんからご回答をいただきました。

英語(筆談)で質問してみた!

以下の文章はタイトルとは関係ありません。ご興味のある方だけお読みいただければと思います。実は2番目の質問は「ライブ版ウェブマスターオフィスアワー」が終了したあとに、MalikさんとMartinさんに個別で質問をしました、英語で

英語による質問内容

【Is “Defer offscreen images” already implemented in Chrome browser?】

When I enter the “chrome://flags” in Chrome Browser now, “Expirement” is displayed.
Previously two buttons, [Enable lazy image loading] and [Enable lazy image loading] were displayed.
But now two buttons are not displayed. 
So, May I recognize that “Defer offscreen images” was implemented from Chrome78.0.3904.97.

上記の質問はそのときの内容です。英文法的にはそれほど難しいものではありません。難しいのは専門用語の方だと思います。ところどころに出てくるChromeに関する用語が分からない方は、こちらの記事と合わせて読むことをおすすめします。

筆談によるコミュニケーションが成立!

I just started studying English conversation in November, 
so I can’t speak and listen well in English.
I can undestand a little in English. 
So, May I ask you a question while reading the document I wrote down?

自分は2019年11月からDMM英会話を始めたばかりです。これだけの英語を何も見ずに話すことはできません。あらかじめ「しゃべることと聞くことはできないが筆談ならちょっとは英語ができる」とお伝えしました。

するとMalikさんもMartinさんも快く筆談によるコミュニケーションを引き受けてくださいました。最近のGoogle翻訳は翻訳の精度が上がっています。

英語で質問してみよう!

もし話を聞いて質問をしたいことがあれば「英語しゃべれないから…」といって臆するのではなく、使えるツールや英語を使ってコミュニケーションを成立させるチャレンジをしてみましょう。

英会話のレッスンを初めてまだ1ヵ月も経たない自分でもできるぐらいなので、この記事を読んでくださった方ならきっと大丈夫なはずです。日本の英語教育の水準からすると、義務教育の中学校で習うような言葉しか使っていません。

Googleの従業員の方はWeb環境を良くするための質問ならば、みなさんがされた質問を見捨てることは決してされないと思います。

Webmaster Conference Osaka 2019の登壇者・運営者・参加者のみなさま、すばらしい機会を提供していただきありがとうございました!来年も”Webmaster Conference Osaka 2020″も開催されることを願って止みません。

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