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PageSpeed Insights の最適化提案 「サーバーの応答時間を短縮する」について解決する 〜 その1(サーバー監視ツール Muninによる改善点の確認)

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Google developerが提供しているPageSpeed Insightsで自分が書いたブログページの評価を診断してもらいました。

診断の対象としたページは上記のページです。残念ながらスマホは(Medium/69点)、PCは(Low/47点)でいずれも今ひとつな評価をいただきました(2018年7月18日時点)。評価が低い理由はいくつか指摘されましたが、今回はその中でも「サーバーの応答時間を短縮する」という点について改善を行います。

サーバーの状態について

Google先生に「サーバーの応答時間を短縮する」ことを提案されるということは、「現状ではサーバーからの応答時間が長い」ということになります。サーバーの応答時間が長くなる原因は諸説ありますが、おおむねサーバーのメモリかCPUに原因があると言われています。

そこで今回はサーバー監視ツールであるMuninで計測したメモリとCPUの値に基づいて、2018年7月18日におけるサーバーの状態を把握します。

なお、Muninのインストール方法については上記のページを参考にしてください。

メモリの状態

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まず注目すべきは、左側の表(by day)において青色の線で囲った”swap(赤)”の領域です。swapはHDDやSSDを仮想メモリとして使っていることを意味します。0.5GBのあたりに黄緑の線が入っていますが、その線が実際のメモリで使える限界を表しています(エコテキブログのサーバーは「さくらのVPS」で512MBのプランを利用)。

一方、右側の表(by week)において青色の線で囲った”commited(緑)(全プロセスによって確保された仮想メモリの総容量)”の折れ線グラフです。おおむね2GB近辺を推移しています。つまり現状のブログ運営においては、およそ2GBのメモリは必要であることがうかがえます。

CPUの状態

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CPUで注目すべきは青色の線で囲った”idle(黄)”の領域です。”idle”の領域が大きいほど計算に余裕があることになります。つまり現状のブログサイト運営において、CPUはさほど障害になっていないと考えられます。

ディスクの空き容量について

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ちなみにディスクの空き容量についてdfコマンドで確認すると、上記の通りでした。特に確認すべき箇所は/dev/vda4です。主要なデータは/dev/vda4に収められています。WordPressの記事に関する容量が少ない場合でも、logファイルに大量のデータがたまっていると、使用量が増えるとことがあります。

上記の例では残りの容量が3.1GB(SSD)と表示されています。この3.1GBの容量が十分であるかどうかは意見が分かれると思いますが、すでにメモリが2GBは必要であることが分かりました。「さくらのVPS」の2GBプランにスケールアップしたとき、SSDも50GBに容量を増加させることにします。実際のメモリが逼迫しているときに、仮想メモリの容量も少ないとサイトにアクセスができない原因にもなりますので。

Page Insights の最適化提案 「サーバーの応答時間を短縮する」について解決する 〜 その2では実際に「さくらのVPS」のプランを512MBから2GBプランに変更する方法をご紹介します。