PayPalが2018年9月27日から銀行口座から決済できる新サービスの利用を開始しました。新サービスはすでに2018年6月25日にアナウンスされていたサービスが実現したものです。今回の記事では、銀行口座からPayPalで決済できるようにするために、口座振替の手続き方法についてご紹介します。
口座振替 手続きの流れ
口座振替の手続きをするにあたって大きく分けて3つのステップがあります。
1. PayPalアカウント内で口座振替をする銀行の選択 ↓ 2. 銀行(インターネットバンキング)内で振替をする口座の設定 ↓ 3. PayPalアカウント内で支払い方法の選択
これら3つのステップにそって、手続き方法を具体的にご紹介します。今回の説明においてPayPalアカウントは、支払いだけができるパーソナルアカウントを利用します。また口座振替をする銀行の例として三菱UFJ銀行を使い、すでに「三菱UFJダイレクト(インターネットバンキング)」の利用が可能であるものとします。
1.PayPalアカウント内で口座振替をする銀行の選択
PayPalのトップ画面から管理画面にログインして、口座振替をする銀行を選択します。
PayPalの管理画面にログイン
PayPalのトップ画面にアクセスして、[ログイン]ボタンをクリックします。
ログイン画面が表示されます。PayPalのパーソナルアカウントを作成したときに登録したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。
口座振替をする銀行の選択
PayPalパーソナルアカウントの管理画面が表示されます。[銀行口座の登録(オプション)]をクリックします。
「口座振替が可能な銀行について」という画面が表示されますので、[了解です]をクリックします。
口座振替が可能な6つの銀行(みずほ・三菱UFJ・三井住友・りそな・埼玉りそな・ゆうちょ)が表示されますので、任意の銀行を検索ボックスから選択します。今回の記事では三菱UFJ銀行を選択します。
任意で選択した銀行の支店コード・口座種別・口座番号を入力して、[銀行を登録]をクリックします。
「口座設定へ進む」という画面が表示されます。[銀行のウェブサイトに移動する]をクリックすると、任意で選択した銀行の手続き画面に遷移します。
ただし以降の手続きはPayPalビジネスアカウント用の設定をコピペしています。自分がPayPalの口座振替とひもづけられる銀行口座を保有していないためです。もっともパーソナルアカウントもビジネスアカウントの設定とほぼ同じであると考えられます。
2.銀行(インターネットバンキング)内で振替をする口座の設定
銀行のオンラインバンキング側では「個人情報利用目的」と「口座振替申込受付サービス規定」を確認・同意した上で、生年月日・キャッシュカードの暗証番号・ワンタイムパスワードを登録します。
口座振替申込受付サービス規定の同意
銀行の手続き画面に遷移すると「収納企業名」として「ペイパル」と表示されます。[次へ]をクリックします。
「個人情報利用目的」を確認の上、[同意する]をクリックします。
「口座振替申込受付サービス規定」を確認の上、[同意する]をクリックします。
登録内容の確認
本人確認をするための画面が表示されます。画面の上から順に、まず登録内容・確認をします。
次に生年月日とキャッシュカード暗証番号を入力します。
最後に三菱UFJ銀行のスマホアプリからワンタイムパスワードを入力して、[実行]をクリックします。
申込受付終了の画面が表示されますので、[収納企業に戻る]をクリックします。
3.PayPalアカウント内で支払い方法の選択
PayPalで決済をするときに銀行口座からの振替が設定が完了しているかどうか確認します。
三菱UFJ銀行の画面で[収納企業に戻る]をクリックすると、「口座振替の設定が完了しました」の画面が表示されます。[完了]をクリックします。このときPayPalに登録したメールアドレス宛に銀行口座の登録が完了した旨のメールが受信されます。
なおPayPalで銀行の口座振替機能を使って商品・サービスを購入する方法については、こちらのページを参考にしてください。なお銀行の口座振替機能(銀行引き落とし)を使って買い物をする方法は、こちらのページを参考にしてください。