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水泳ダイエット 水泳でかっこいい腹筋を作るための泳ぎ方 #水泳ダイエット #腹筋

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先日、通販通信というサイトで最も魅力的な肉体をもつアスリートは「水泳選手」という記事を読みました。「消費カロリーが一番多そうなスポーツ」はダントツで水泳とのこと。水泳で消費するカロリーは1時間あたり1kgにつき6キロカロリー(新しいタブで開く)ですが、他のスポーツはどれぐらい消費するものでしょうか。

水泳ダイエットによるかっこいい腹筋の作り方

通販通信の記事ではさらにこんな見出しが続きます。「男女ともに水泳選手の憧れる部位1位は「腹筋」」。なるほど腹筋が6つに割れているのはかっこいいですよね。

問題はプールで泳いだら必ず腹筋が割れるか?ということです。残念ながら答えは「否」です。何も考えずに泳いでも腹筋は割れません。全身の筋肉をくまなく均等に使えるように泳がないとかっこいい腹筋にはならないでしょう。

腹筋が割れる泳ぎ方

水泳で腹筋を割るためにはただ量をこなせば良いというわけではありません。また特定の種目(クロール・平泳ぎ・背泳・バタフライ)にこだわって泳げば良いというものではありません。どの種目を泳ぐにしても、ストリームラインを意識して泳ぐ必要があります。

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ストリームラインを一言で言い表すと、泳ぐときに水の抵抗を出来るだけ減らして流線型をイメージした姿勢のことをさします。言葉で表すと簡単そうに見えますが、ストリームラインの姿勢は常にお腹・背中に力を入れる必要があるため、水泳初心者の方にとってはかなりキツい姿勢です。

ただしどの種目でもストリームラインを意識して泳ぐことができるようになると、腹筋を使って手足を動かすことができるようになります。全身くまなく筋肉を使うため水泳によるダイエット効果も抜群です。

腹筋が割れない泳ぎ方

ですがいきなりストリームラインを意識して25m、50m、100m…といった具合に距離を伸ばして泳ぐことは困難です。

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「ストリームラインを意識して泳いでください」と言っても、大抵の方はお腹が緩み、下半身が水中に沈み込んでしまいます。すると手足も緩んでストリームラインは崩れ、手足をかき回しているだけという泳ぎ方になってしまいます。これでは「腹筋・背筋を意識する→手足を伸ばす→ストリームラインができる」というかっこいい腹筋を作るための良い循環が生まれません。

最初は伏し浮き・ドローインから

水泳初心者のかたに最初からストリームラインを意識して泳いでもらうことはほぼ不可能です(まれにできる人もいるがそういう人は他の運動で腹筋を鍛えている)。したがって最初はストリームラインそのものを作る練習からスタートです。

まず伏し浮きの練習から

もっとも有効な練習方法は伏し浮き(けのび)です。壁をけってスタートをしても良いので、伏し浮きだけで12.5mぐらい進むことができればOKでしょう。

伏し浮きが難しいと感じた方はドローインから

また伏し浮きも難しいという方にはドローインの練習がおすすめです。ドローインは仰向けの姿勢で口から息を吐きながらお腹を背中側に引き込み、鼻から息を吸いながらお腹を膨らませます。

このとき「鼻から息を吸ったときにお腹を背中側に引き込む動作」は、丹田にある人間の重心を肺に引き寄せる動作をすることになります。この動作は水中でストリームラインをするときの動作と同じです。

水中で伏し浮きをすることを難しいと感じた人は、まずドローインから始めてみましょう。