4月7日(土)に鹿児島で土スタをやってたんですね。見るの忘れた…。またドラマが後半になってきたら、また「西郷どん」の土スタを放送するような気がするのでその時までじっと待ちましょう。
https://twitter.com/nhk_segodon/status/982815313799639040さて今週の「西郷どん」は「第13回 変わらない友」でしたね。篤姫(北川景子さん)がやっと徳川家に輿入れしました。さらに吉之助と正助どん(大久保正助)が、薩摩藩をともに飛び出して江戸に向かいましたね!このシーンは「西郷どん」が始まる前に番宣でも使われていた名シーンです。
今回も鈴木亮平さん、渡辺謙さん、瑛太さんのそれぞれの演技が光っていましたが、それ以上に負けずとも劣らずぐらい光っていたのが、NHKの時代考証です。
たしか「西郷どん」の時代考証には、当エコテキブログの【読書感想】で取り上げた磯田道史先生も加わっていたはず。
- 切子ガラス(薩摩切子)
- フォトグラフ(写真)
- 電信
- 芋焼酎
劇中では島津斉彬が始めた集成館事業で生産された商業製品が、何気に披露されていました。最近のNHK大河ドラマでは、その時代の経済活動に関する考証にも力に入れているのでしょうかね?2017年に放送された「おんな城主 直虎」のときには、主食の米ではなく商品作物として綿花の栽培と、その加工に力を注いで「ゼニ」を稼いでいるシーンがたびたび登場しました。
作った時代背景によってドラマも変わる!
今のご時世はニュースやテレビ、インターネットを見ると景気や日本経済の話が毎日のように出てきます。工業国として終わった日本においてこれからの成長産業は何になるか毎日のように取り沙汰されています。
明治維新期を描いたドラマは今まで数多く見てきましたが、殖産興業をはじめとした「ゼニ」にこだわったドラマははじめて見たような気がします。おそらく視聴者自体が経済問題について非常に敏感になっているからこそ、作品にも当時の産業や経済について言及されているのではないかと推察します。
高名な「西郷隆盛」でも作品を見る人や、その作品を作った時代背景によって様々な切り口があることを改めて感じました。それにしても島津斉彬の弟である、島津久光(青木崇高さん)の会話では銃や軍艦の話まで飛び出していました。か〜なり「ゼニ」がかかったんでしょうね。
そりゃ下級武士である西郷家にまでとても「ゼニ」は回らず、家を売る寸前まで行くわ〜。せごどん、きばれ、チェスト!