NHK BS1スペシャル 勝敗を越えた夏~ドキュメント日本高校ダンス部選手権 (2018年9月24日放送)の感想 #高校ダンス部

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2018年9月24日(月・祝)に放送された、NHK BS1スペシャル 勝敗を越えた夏~ドキュメント日本高校ダンス部選手権 (2018年9月24日放送)を見ました。

番組の制作者は、高校ダンス部の活動を通じて「これからの部活動と教育のあり方」について模索した記録を残したかったのじゃないかなぁ。その観点からすると個人的に印象に残ったことは2点あります。

目次

1.ダンス部の活動には正しい答えがない

番組の後半で紹介された同志社香里高校ダンス部の生徒さんが、「何が正しい答えなのかよく分からない」とおっしゃってました。番組制作者の意図を射抜くかのような言葉です。

高校ダンス部の様子を伝えるメディアは、今やテレビ・ラジオなどの既存マスメディアだけではありません。少しでも興味があればブログ・SNS・動画投稿サイトなどインターネットを通じて、活動の様子を知ることができます。2017年から2018年にかけて大ヒットした登美丘高校ダンス部の「バブリーダンス」がその象徴でしょう。

インターネット上から発信される情報、いわゆる「ネット民」の意見や考え方は千差万別です。その意見や考え方には、正しい答えはありません。日本高校ダンス部選手権に出場したすべての高校が、その意見や考え方に対する「自分なりの答え」を出さなければならないでしょう。

2.登美丘高校ダンス部マネージャーさんの存在

番組の後半で紹介された登美丘高校ダンス部に、マネージャーさんが存在することは初めて知りました。仮に番組制作者の意図が「これからの部活動と教育」とするならば、マネージャーの存在はこれから大きな役割を果たすのではないかと思います。

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登美丘高校ダンス部の自主公演「WONDER LAND」を見たときに強く感じたことですが、事業活動(ビジネス)が成立しそうな勢いでした。写真はそのときに「登美丘ブランド」のタオルです。

一見すると教育とビジネスは関係ないように思えるかもしれません。ですが自分たちで出した「答え」をダンスの活動として続けていくためには、資金がどうしても必要です。その資金を調達するための一貫として物品を販売することは、ビジネス教育のひとつとして非常に役に立つことではないかと考えています。

高校ダンス部から付加価値の創出を

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これからの日本は国民負担率が上昇します。望むか望まざるに関わらず、誰しも国民負担に耐えられる付加価値(粗利益)を生み出す必要に迫られます。

ダンスで生み出した付加価値を世の中に広めていくのは、マネージャーをはじめとした裏方のみなさまが務めることになるでしょう。センターやそのバックに立つダンサーだけでなく、マネージャーをセンターとした裏方の皆様にも期待します。

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