羽林(うりん)の意味→和田義盛が源実朝を呼ぶときに使う名前。官職名を中国風に呼び変えたもの。NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人より

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羽林(うりん)とは、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で和田義盛(横田栄司さん)が、源実朝(柿澤勇人さん)を親しげに呼ぶときに使う名前のことを指します。

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羽林とは唐の国の官職名で左右近衛府の大将か中将に相当

本来、羽林とは唐風(中国風)の官職名で、日本の律令制度に直すと、左右近衛府の大将か中将の官職に相当します。

和田義盛は、かつて上総広常(佐藤浩市さん)が源頼朝(大泉洋さん)を親しげに、「武衛(唐風の官職名で日本の律令制度では兵衛府の長官に相当)」と呼んでいたことを倣い、実朝のことを官職名で「羽林」と呼ぶようになります。

NHK大河ドラマのガイドブックである「鎌倉殿の13人 完結編」の「あらすじ」では、和田義盛はその親しさのあまり、実朝に上総介(上総国の次官)として朝廷に推挙してほしいと頼みますが、北条政子を通して断られることになります。

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