NHKブギウギで飛鳥明子さんがモデルと考えられる、大和礼子(蒼井優さん)の死因は腎臓の病気と出産に伴う体への負担です。
【#ブギウギ 登場人物紹介💃】
大和礼子:蒼井優大阪の梅丸少女歌劇団(USK)第1期生の娘役で、劇団を引っぱるトップスター。
ヒロイン・鈴子のあこがれの先輩。鈴子は踊りや歌への大切な精神を礼子から受け継いでいく。#大和さん pic.twitter.com/9AauYGQ4AV— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) September 4, 2023
大和礼子の死因の1つ 腎炎・ネフローゼ症候群・急性腎障害・慢性腎臓病・慢性腎不全のいずれか?
腎臓の病気と一口にいっても腎炎・ネフローゼ症候群・急性腎障害・慢性腎臓病・慢性腎不全などいくつかの種類があり、大和礼子の正確な病名は分かりません。
「笠置シヅ子自伝 歌う自画像 私のブギウギ伝記 Kindle版」では大和礼子の死についてこのように描写されています。
大和は腎臓を患っていたのだという。医師にも出産も止められていたけど、大和はあきらめなかった。そしてお産の最中に、命を落とした。赤ちゃんを抱くこともできないまま。
ブギウギ「大和礼子」のモデルは飛鳥明子さん
「連続テレビ小説 ブギウギ Part1 NHKドラマ・ガイド Kindle版」によると1929年に発生した世界大恐慌のあおりを食らって、梅丸少女歌劇団の経営母体である梅丸株式会社が突然、人員と賃金の削減を行うことが発表されます。
突然の発表に大和礼子は労働争議を行い、会社側と意見は対立しストライキを決行し、ヒロイン・福来スズ子(花田鈴子)(趣里さん)は大和に同調します。
第3週のタイトルにもなっている「桃色争議」は、実際に1933年6月に発生した東京と大阪の松竹における労働争議をベースとしています。
NHK朝ドラ「ブギウギ」の原案となったと言われる「ブギの女王・笠置シヅ子 心ズキズキワクワクああしんど Kindle版」では、実際の桃色争議はまず東京で発生し、次に大阪に飛び火したと紹介しています。
このことは大阪に松竹楽劇部も大いに刺激を受け、会社側に待遇改善を要求したが拒否され、七十人余りの楽劇部員たちは人気スターの飛鳥明子をリーダーに舞台をサボタージュして高野山に立てこもる。その中には秋月美恵子や、三笠静子もいた。
ここで登場する「三笠静子」とは笠置シヅ子さんの前の芸名で、「ブギウギ」における福来スズ子のモデルです。また「秋月美恵子」とは、秋山美月(伊原六花さん)のモデルです。
1933年7月には「桃色争議」によるとストライキは中止されたものの、飛鳥明子さんは責任を取って退団しました。「ブギウギ」の大和礼子もやはりストを扇動したことで、梅丸少女歌劇団(USK)を退団します。
このことから「ブギウギ」における大和礼子のモデルは、松竹少女歌劇団の飛鳥明子であると考えられます。