福来スズ子（ふくらいすずこ） モデル 笠置シヅ子→三笠静子 亀井静子 亀井志津子 亀井ミツエ 豆ちゃん NHK朝ドラ「ブギウギ」より
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福来スズ子（ふくらい・すずこ）とはNHK朝ドラ「ブギウギ」のヒロイン・花田鈴子（趣里さん）の芸名です。モデルは笠置シヅ子さんで、本名は「亀井静子」という名乗りをしていますが、笠置さんにはそのほかにもさまざまな名があります。
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福来スズ子のモデル 亀井ミツエ（本名）
笠置シヅ子さんは養父母の亀井音吉・うめ夫妻に養女として引き取られるまでは、特に名前がなかったようです。生後半年ぐらいが経過して亀井家の籍に入った時に「ミツエ」という名前が与えられたそうです（1914年ごろ）
福来スズ子のモデル 亀井志津子（本名）
笠置シヅ子さんは大阪市内の下福島尋常小学校に上がるようになって、ミツエから「志津子」に名前を改めたそうです。小学校で使う手拭いやカバンにはすべて「志津子」という名前が入っていたそうです（1921年ごろ）。
福来スズ子のモデル 亀井静子（本名）
「志津子」という名前を使っていたようですが、読み方はそのままで漢字だけが「志津子」から「静子」に改められたようです。これはいつ頃のことか分かりません。改名が行われたのはおそらく1927年から1935年の間と考えられます。
福来スズ子のモデル 三笠静子（芸名）
大阪の松竹楽劇部に入団して1927年に上演された「日本新八景」のレヴューで滝に流れる水玉の役を与えられます。そのときに使った芸名が、本名の「静子」をヒントとしてできた「三笠静子」です。
福来スズ子のモデル 笠置シヅ子（芸名）
大正天皇の第四皇子である澄宮崇仁親王が1935（昭和10）年に三笠宮家を新しく創設されるにあたって、笠置シヅ子さんはそれまで使っていた「三笠」という名前を憚って、「笠置」という芸名を使うようになります。
福来スズ子のモデル 豆ちゃん（あだ名）
「豆ちゃん」という名前は笠置シヅ子さんにとって本名でも芸名でもありません。松竹楽劇部の先輩団員から付けられたあだ名です。1927年に松竹楽劇部に入団して約5年間、楽屋の部屋子（雑用係）をしている笠置さんは、その体格の小ささから付けられたと言われています。
（参考文献）