幹幸太郎（佐々木蔵之介）オードリー大京映画専属のスター俳優から幹プロの社長に朝ドラ再放送「オードリー」（連続テレビ小説アンコール）より

2024年3月22日

オードリーの幹幸太郎通称：「幹先生」

朝ドラ「オードリー」に登場する幹幸太郎（みきこうたろう）（佐々木蔵之介さん）とは、大京映画専属のスター俳優の名前で、周囲からは「幹先生」と呼ばれます。幹幸太郎は1954年に「疾風・三本の剣」で、桃山剣之助・栗部金太郎と共演しデビューを果たします。

幹幸太郎大京映画専属のスター俳優から幹プロの俳優兼社長に

大ヒットとなった「疾風・三本の剣」はシリーズ化され、幹幸太郎は瞬く間にスターの階段を駆け上がることになります。テレビの勃興で押される映画業界にあって、「若侍七変化風車の巻」や「葉隠仙鋭」・「続葉隠仙鋭」・「葉隠仙鋭完結編」でヒットを飛ばすなど、幹幸太郎は映画俳優として1人気を吐き続けます。

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しかし「葉隠仙鋭完結編」の撮影が終了すると、幹幸太郎はフリー宣言をします。京都にある大京映画を離れて、東京で「幹プロ」を立ち上げて自ら社長兼専属俳優として移籍します。

オードリー幹幸太郎と佐々木美月の関係

幼少期のヒロイン・佐々木美月は5才と10才のときに、この幹幸太郎と共演をしています。5才の美月は「若侍七変化風車の巻」ではスイカ売りの娘役、「続葉隠仙鋭」では中山晋八扮する千吉の吹き替えです。川に飛び込む役ですが、このとき飛び込みっぷりが良くて、美月は幹幸太郎から「ダイビング・ミッキー」と呼ばれるようになります。

佐々木美月はこのときの体験が忘れられなくて、高校卒業後に大京映画に大部屋俳優として入社するのです。