ヒロイン・佐々木美月(岡本綾さん)を取り巻く佐々木家・椿屋・大京映画の人たちに注目した、NHKBS・BSプレミアム4Kで再放送される朝ドラ「オードリー」の相関図です。
朝ドラ オードリー キャスト 佐々木美月(岡本綾さん 5歳 岸由紀子さん 10歳 大橋梓さん)
通称、オードリー。アメリカ育ちの父・春夫からつけられたミドルネーム。名前の由来はアメリカの女優・オードリーヘップバーンから。また実の母の愛子を「ママ」と呼び、実子同然に育てられた椿屋の女将、滝乃を「お母ちゃま」と呼ぶ。
実家がありながら、生まれてから18歳までのほとんどを隣の椿屋で何不自由なく過ごすという複雑な家庭環境であったため、京西女子大付属高校を卒業するまでは、自らの心を閉ざすことになった。唯一の息抜きは近くの撮影所に出入りすること。
朝ドラ オードリー キャスト 吉岡滝乃(大竹しのぶさん)
京都の老舗旅館・椿屋の女将。美月が生まれた頃には家族もなく、結婚もしていなかったため、美月を実子以上に可愛がり、自らを「お母ちゃま」と呼ばせる。
美月を京西女子大付属幼稚園から入園させ、将来はいいとこのお家に嫁入りさせるのが目標。可愛さあまって美月を養女に貰い受けようとする。
朝ドラ オードリー キャスト 佐々木愛子(賀来千香子さん)
美月の実の母。椿屋で春夫と見合い結婚する。美月には「ママ」と呼ばれている。自身は美月を自立した女性に育ってほしいと願っているが、その養育方針に介入してくる滝乃が嫌でたまらない。
朝ドラ オードリー キャスト 佐々木春夫(段田安則さん)
美月の実の父。アメリカ育ちでカリフォルニア大学建築学科を首席で卒業したが、戦中戦後の混乱期であったため建築家にはなれず、翻訳家として細々と生計を立てていて、滝乃に家賃で格安にしてもらっていたりするため頭が上がらない。
子どもたちが幼いうちは英語で話しかけるなどリベラルな雰囲気であったが、大きくなるにつれ子どもたちの進路に意を唱えるようになる。
朝ドラ オードリー キャスト 佐々木梓(茂山逸平さん)
美月の一歳下の弟。親たちの愛情が美月に集中したせいか、家の中では構ってもらえない存在。滝乃は梓のことはどうでもよく、梓も滝乃のことを「椿屋のオカン」と呼んであまり関わりたくない様子。
京都大学医学部に入学するために、煩わしい実家をでてアパートで一人暮らしをするようになる。
朝ドラ オードリー キャスト 宮本君江(藤山直美さん)
椿屋の従業員。9歳の時に熊本県の山鹿から出てきて、住み込みで働く。美月が幼い時からの遊び相手で、美月を近くの撮影所までにたびたび連れ出す。しかし撮影所の人間との付き合いを認めない滝乃の逆鱗に触れて、椿屋から追い出される。テレビを見ることが大好きで、好きな番組は「ひょっこりひょうたん島」。
朝ドラ オードリー キャスト 黒田茂光(國村隼さん)
大京映画の社長。昔は映画の助監督もしており、現場上がり。斜陽の映画産業に代わって、台頭するテレビ化の波に常に頭を悩ましている。経営のためであれば俳優に向かって土下座することも厭わない。
朝ドラ オードリー キャスト 栗部金太郎(舟木一夫さん)
大京映画の二大看板スターの一人で、通称「クリキン」。昭和28年に公開した「青葉城漂流剣」を大ヒットさせ、以後続編が公開された。東山に住む「東の御大」。
朝ドラ オードリー キャスト 桃山剣之助(林与一さん)
大京映画の二大看板スターの一人で通、称「モモケン」。「鞍馬天狗」は大京映画のドル箱作品。鴨川のほとりに豪壮な邸宅を建てたため「川の御大」と呼ばれている
朝ドラ オードリー キャスト 幹幸太郎(佐々木蔵之介さん)
クリキン、モモキンに続く大京映画のニューフェイス。早乙女流舞踊の宗家・幹将次郎の息子。10歳の美月はワンシーンながら、「葉隠仙鋭」という映画で幹幸太郎と共演した。
朝ドラ オードリー キャスト 杉本英記(堺雅人さん)
大京映画の助監督。美月が好きになった男性の1人でもあり、映画作りの世界にひきこむ。
朝ドラ オードリー キャスト 中山晋八(仁科貴さん)
撮影所の近くにある「カツドウ屋」といううどん屋の息子。小さいときから子役として出演している。「葉隠仙鋭」で抜擢してもらえるが、川に飛び込むシーンで泳げないことが発覚して、美月に吹き替えを頼んだ。