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【読書感想】働く男 #星野源 #NHK紅白歌合戦

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hoshinogen_the_working_man

まずは2017年NHK紅白歌合戦(新しいタブで開く)のご出場おめでとうございます。録画もスタンバイしておいて、Family Songを拝聴いたします。

星野源さんの「くだらなさ」を活かす方法

まず感想の大前提ですが、星野さんがおっしゃる「くだらない」とは、自分にとって最高の賛辞です。

ですので、星野さんの「くだらない話」にフォーカスを絞っても良かったのではないでしょうか?特に映画のコラムについて。特定の映画についての話をするのではなく、だらだらと語ってもらって「たまたま映画の話になってそれすらもだらだらと語る」というスタイルの方が良かったと思います。

紙媒体だと字数の制限がありますので、どうしても「くだらなさ」を型にはめて本当にくだらなくしてしまいます。映画サイトのプレミアムサービスとして有料メルマガでも配信して、字数の制限なしでやってもらったら面白いでしょう。源さんの知名度をもってすれば本を出すよりビジネスになると感じました?

「いのちの車窓から」ぐらいのゆるさを

先日、2017年に出版された「いのちの車窓から」(新しいタブで開く)を読みました。こんな感じがちょうどいいんと思います。目次を見ても何のつながりもなく、さらに本文を読んでも語りたいことを語っているだけ。

特定の話題にフォーカスするのではなく、「星野さん、いま頭で考えることを好き勝手に書いてください」ぐらいでちょうど良いと思いますよ。