幸は商いの戦国武将となれるか?2023年12月8日金曜日から始まるNHKBS・NHKBSP4KのBS時代劇のきない世傳(せいでん) 金と銀の主なキャストは以下の通りです。
- 幸(永瀬ゆずなさん)(子役)
- 幸(小芝風花さん)
- 富久(高島礼子さん)
- 四代目徳兵衛・豊作(渡辺大さん)
- 五代目徳兵衛・惣次(加藤シゲアキさん)
- 六代目徳兵衛・智蔵(松本怜生さん)
- 菊栄(朝倉あきさん)
- 鉄七(八嶋智人さん)
あきない世傳(せいでん) 金と銀 幸(小芝風花さん)
大坂天満の呉服商・五鈴屋の七代目店主。元々は武庫郡津門村から五鈴屋に奉公に上り、14歳のときに富久から四代目徳兵衛の後添えになるよう推薦され、奉公人たちから「ご寮(りょん)さん」と呼ばれるようになる。
四代目徳兵衛が不慮の事故で死亡した後は、跡を継いだ五代目徳兵衛も失踪。六代目徳兵衛も突然の病死で、五鈴屋七代目の名跡をつぐ。幸が六代目のご寮さんのときに、天満の高島の呉服屋を買取る。
あきない世傳(せいでん) 金と銀 幸(永瀬ゆずなさん)(子役)
学者の家に生まれたせいか学問が大好きな女の子。父親の死に伴い女衆(おなごし)として大坂・天満の五鈴屋に奉公に上がる。五鈴屋に奉公に上がったあとは、番頭の治兵衛にその利発さを買われて、陰でこっそり「商売往来」などの商人が読むべき教科書の講義を受けさせてもらう。
あきない世傳(せいでん) 金と銀 治兵衛(舘ひろしさん)
古物商から呉服商に商売替えをした二代目徳兵衛の頃から丁稚として五鈴屋で奉公する忠義の番頭。四代目徳兵衛が幸と再婚するかどうか揉めていたころ、卒中風に倒れ隠居する。半身不随の状態にあるが必死のリハビリで近所を1人で散歩できるようになるまで回復する。
幸がご寮さん・七代目になった後も五鈴屋の経営について有用なアドバイスをする。
あきない世傳(せいでん) 金と銀 富久(高島礼子さん)
二代目徳兵衛の妻で、五鈴屋の奉公人たちからは「お家(え)さん」と呼ばれる。息子である三代目徳兵衛とその妻が若くして亡くなった後は、三人の孫を育てながら五鈴屋の経営にあたる。
四代目が色街通いで店の経営を傾かせ、跡をついだ五代目徳兵衛は労働搾取でアコギな利益を貪ろうとしたことについて心労を繰り返し、六代目徳兵衛と幸が結婚をしたことを見届けて亡くなる。
あきない世傳(せいでん) 金と銀 四代目徳兵衛・豊作(渡辺大さん)
三代目徳兵衛の長男。幸の最初の夫。四代目をついだものの、店の経営に興味はなく、連日の色街通いを繰り返し、店の経営を傾かせる放蕩者。最後は色街から自宅に戻る際、石垣から足を滑らせて転落死する。
あきない世傳(せいでん) 金と銀 五代目徳兵衛・惣次(加藤シゲアキさん)
三代目徳兵衛の次男。幸の2番目の夫。掛売がルールとなっている大坂天満で、一日限りの「誓文払い(現金商売)」を行なったり、五鈴屋の屋号が入った傘を配って店の名前を上げるなと商才はるある。だがすぐ奉公人をどやしつけたりするなど情に薄い。
江州浜糸の産地で不渡手形をつかませて労働搾取をしようとしたところを、産地の人たちにバレて責任をとって隠居し、幸とも離縁する。
あきない世傳(せいでん) 金と銀 六代目徳兵衛・智蔵(松本怜生さん)
三代目徳兵衛の三男。幸の三番目の夫。元々は商人になる気はなく、草子書き(小説家)を目指していた。五代目徳兵衛が突然隠居したことで実家に呼び戻され、六代目徳兵衛を継ぐ。
商才がないことが分かっていたので、幸にのびのびと五鈴屋の商いを任せるものの、積聚のために突然亡くなる。
あきない世傳(せいでん) 金と銀 菊栄(朝倉あきさん)
船馬の小間物問屋の末娘で、四代目徳兵衛の最初の妻。毎月1日と15日には食事に魚をつけることを提案する。四代目の放蕩ぶりに呆れて離縁し、紅屋に戻る。
いっとき経営が傾きかけた紅屋を簡易な鉄漿粉をヒットさせることで店を立ち直らせる才覚人。
あきない世傳(せいでん) 金と銀 鉄七(八嶋智人さん)
五鈴屋の筆頭手代で、謹厳実直な性格。治兵衛が引退した後は、五鈴屋の番頭を引き継ぐ。のちに幸と六代目徳兵衛が天満高島町にある桔梗屋を買収し、二店舗経営になった後も、引き続き本店の番頭として活躍する。