ブギウギ 四季の宴 レビューショー 日本新八景レヴュー NHK朝ドラ「ブギウギ」第8回・第9回・第10回より

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NHK朝ドラ「ブギウギ」第2週で登場する「四季の宴」レビューショーとは、1927(昭和2)年に大阪の松竹座で公演された大阪毎日新聞社主催の「日本新八景」であると考えられます。

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「四季の宴」のモデルは昭和2年の「日本新八景」レヴュー

笠置シヅ子さんの自叙伝「笠置シヅ子自伝 歌う自画像 私のブギウギ伝記 Kindle版」によると、「日本新八景」で芸名を「三笠静子」として初舞台を踏んだことを回想されています。

初舞台は私が楽劇部へ入ったとし、即ち昭和二(1927)年夏の大毎(大阪毎日新聞社)主催「日本新八景」レヴューで、ラストの華厳の瀧の場面で、岩に砕けて散る水玉になって踊りました。

一方、NHKの番組表でNHK朝ドラ「ブギウギ」第2週「笑う門には福来る」を確認すると以下のあらすじが掲載されています。

鈴子(澤井梨丘)は1週間で稽古に復帰し、同期3人で切磋琢磨して稽古を続けた。単独公演まで1ヶ月となり、鈴子たちは3人とも「水のしずく」の役でデビューすることになる。デビューするに当たって、芸名を考えることになった鈴子は、ツヤ(水川あさみ)に相談し、「福来スズ子」と決める。

鈴子は梅丸少女歌劇団(USK)の単独公演で「水のしずく役」としてデビューし、芸名を「福来スズ子」に。実際に笠置シヅ子さんのエピソードを忠実に再現しているようですね。

芸名は三笠静子から笠置シヅ子に

連続テレビ小説 ブギウギ Part1 NHKドラマ・ガイド Kindle版」によると朝ドラ「ブギウギ」の花田鈴子は、この先ずっと芸名を福来スズ子のまま通すつもりですが、実際に使われた「三笠静子」の芸名は、1935(昭和10)年に「笠置シヅ子」に変わります。

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これは大正天皇の第四皇子である澄宮崇仁親王が1935(昭和10)年に三笠宮家を新しく創設されるにあたって、笠置シヅ子さんはそれまで使っていた「三笠」という名前を憚ったためであると言われています。

(参考文献)

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