NHKBSプレミアムで再放送されている「本日も晴天なり」で、桂木家の末っ子である順平（斎藤建男さん）は、ある女性と結婚し、河内山（こうちやま）（津川雅彦さん）の「吉宗」を継ぐことを決心します。ちょうど1964年に東京オリンピックが開催前ぐらいのことでしょうか。
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初登場時は7才の順平が結婚することの意味
「本日も晴天なり」の順平といえば、戦争末期におきん婆や（菅井きん）と一緒に埼玉の熊谷に疎開していた頃が懐かしいですね。
脚本担当の小山内美江子さんが、順平が結婚して、親の跡を継ぐというエピソードをドラマの中に入れたのは、太平洋戦争はすでに過去のことになったと強調したかったのではないでしょうか。もはや戦後ではないと。
この頃はヒロイン・元子（原日出子さん）は第一線で活躍するルポライターとして頭角を表しています。時代は巡り、世代も交代する様子を視聴するのも、昭和・平成・令和と続く朝ドラの醍醐味でしょう。
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