NHK朝ドラひらりには東京・両国5丁目の藪沢家(ひらり・石田ひかりさん)・深川家(金太郎・花沢徳衛さん)・梅若部屋(親方・伊東四朗さん)・両国診療所(安藤竜太・渡辺いっけいさん)・リーチ商会(店長・三遊亭楽太郎さん)や秋田の加賀谷家(久男・小林健さん)などが登場します。
藪沢ひらり(20才)(石田ひかりさん)
「ひらり」のヒロイン。大相撲が大好きな江戸っ子。相撲に関わる仕事がしたくて、税理士の専門学校をやめ、大型サイズ専門の衣類販売店「リーチ商会」に入社。その後近所の相撲部屋である梅若部屋のマネージャー兼専属栄養士に。
この間に外科医の安藤竜太に出会い、なぜか姉・みのりの恋愛騒動に巻き込まれていく。その割にはドラマの中でひらりは結婚することはない。
藪沢みのり(25才)(鍵本景子さん)
ひらりの姉。丸の内にある双陽物産でOLをしているが、自分の年齢を気にして常に結婚を意識している。ただ周りの目にとらわれすぎているため、男性に恋をしているのか、恋に恋をしているの分からない。
外科医である安藤竜太と小林雅人の両方に結婚を仄めかしつつ煮え切らない態度を見せるが、ドラマの終盤で小林の方からプロポーズされて婚約する。
藪沢洋一(48才)(伊武雅刀さん)
ひらりの父。大手都市銀行の支店長で、仕事一筋に生きてきたた。そのため融資の焦げ付きが原因で職場で左遷させられると、自分の家族がまとまっていないことに気づく。
とくに妻のゆき子とは別居し、離婚一歩手前まで進んだ。
藪沢ゆき子(47才)(伊東ゆかりさん)
ひらりの母。夫の洋一が仕事一筋でひたすら家庭のために尽くしたきたせいか、華やかな外の世界に憧れる。高じて自分用のマンションの部屋を借りてそこに出入りするが、家族に発覚し、洋一との中をこじらせる。義理の父・小三郎が経営する「やぶさわ質店」の後継ぎ。実の父親は深川金太郎。
藪沢小三郎(75才)(島田正吾さん)
ひらりの父方の祖父。やぶさわ質店の店主。小学校以来の同級生である、深川金太郎いがみ合っているものの、その娘であるゆき子には常に目をかけてやぶさわ質店の経営を任せる。その後、学生時代の後輩を頼ってロンドンに渡航する。
安藤竜太(30才)(渡辺いっけいさん)
両国診療所の外科医。東光大学医学部附属病院の教授から命令されてしぶしぶ診療所に赴任する。当初は、藪沢姉妹から「便所サンダル」というあだ名をつけられる。
ひらりを子供扱いしつつ、みのりにプロポーズするものの失敗。ドラマの最後では、ひらりからプロポーズされて返事を保留。ひらりと結婚したかどうかは定かではない。
小林雅人(橋本じゅんさん)
竜太の同期の外科医。期間付きで両国診療所に異動した竜太の後任の医師。芦屋出身で東京の下町に「浪花の代表」として「六甲おろし」を高らかに歌う。よって藪沢姉妹から「六甲おろし」というあだ名を授かる。
登場した時からみのりに一途な思いを寄せ、みのりから婚約を一方的に破棄されてもめげずにプロポーズし続ける。その甲斐あって物語の終盤で雅人とみのりは結ばれる。
深川金太郎(75才)(花沢徳衛さん)
ひらりの母方の祖父。町鳶の鳶頭。小学校以来の同級生である、藪沢小三郎とはいつもいがみ合っている。娘のゆき子が勝手にマンションを借りていることが発覚したときは娘に非があるとして、洋一の肩をもつ。
深川銀次(43才)(石倉三郎さん)
ひらりの叔父。キャベツをかじりながらワンカップで酒を飲むことが好き。梅若部屋のおかみさんである明子に想いを寄せつつも、物語の後半でみのりの同僚である芳美と結婚する。
加賀谷みつ子
ひらりの叔母。普段は秋田に住んでいる。息子の久男が高校を中退して、力士として梅若部屋に入門することを好ましく思っていない。
加賀谷久男(小林健さん)
ひらりの従弟。秋田県出身。母親の反対を押し切って梅若部屋に入門する。秋田県男鹿市にある寒風山からとって四股名は「寒風山(かんぷうざん)」。
蛭田明夫(三遊亭楽太郎さん)
ひらりが働く大型専用の衣料品店「リーチ商会」の社長兼店長。なんでもずけずけというひらりと、それを無視するひらりの先輩店員である小川すみれの間に挟まれ、常にヤキモキする。
2人の態度がギクシャクしていることから、お客の目の届かないところで、口げんかをするように促す。
小川すみれ(33才)(阿知波悟美さん)
「リーチ商会」の店員。ひらりの先輩。娘(小川藍)との2人暮らし。若くて明るくて思ったことを何でも言うひらりを妬ましく思う。ひらりに対する態度は基本的には「無視」を貫く。実は梅若部屋に所属する梅響のファン。
梅若虎男(53才)(伊東四朗さん)
両国にある大相撲・梅若部屋の親方。
梅若明子(57才)(池内淳子さん)
両国にある大相撲・梅若部屋のおかみさん。
朝ドラひらりキャスト相関図〜梅若部屋の関係者
(参考文献)