北条義時の妻(正室)となる比奈(ひな)の役は、堀田真由さんに決定。
NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人がTwitter上で、2022年2月16日に北条義時の妻である人物を比企一族の娘であることを発表したのち、堀田真由さんが演じられることも合わせて発表しました。
比奈は鎌倉時代に実在した姫の前という女性のモデルと考えられます。姫の前は北条義時の正室(もっとも血筋の良い家から嫁いだ女性)で、のちに北条朝時・重時を生んだ母親とされています。
目次
姫の前(比奈)は北条(名越)朝時・重時の母親
もっとも、姫の前の子どもたちである北条(名越)朝時・重時はともに、父・義時から鎌倉幕府の執権職を継ぐことはできませんでした。義時のあとをついだのは、母親の出自がいまいち明らかでない北条泰時でした。
姫の前の子どもたちが義時のあとをつげなかった理由として、母親の一族である比企能員が北条家と対立してしまったことが考えられています。
もしそれが事実であれば、大河ドラマ鎌倉殿の13人に登場する比奈の立場もずいぶん辛いものになると予想されます。