「鎌倉殿の13人」の北条義時には姫の前(ひめのまえ)という妻(正室)がいました(2022年2月16日に堀田真由さんが、比奈役として出演されることが発表)。
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義時の妻・比奈について
この姫の前という女性は比企朝宗の娘で、大変な美人でかつ有能でだったと伝えられています。
比企の尼の孫で比企朝宗の娘。源頼朝の御所に女官として勤め、美しく仕事が出来たため、頼朝に気に入られていました。政子の弟、北条義時に嫁ぎますが、比企能員の変後、離縁します。
埼玉県庁が「鎌倉殿の13人」の放送に伴って作成したホームページでは、姫の前をこのように紹介しています。
姫の前のキャストは誰?
ところで大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、新垣結衣さんが演じる八重(やえ)という女性が登場します。「源頼朝の最初の妻にして北条義時の初恋の人」という役柄です。八重は北条義時の正妻とされている、姫の前になるのでしょうか?
2022年1月9日の時点で掲載されている「鎌倉殿の13人」のホームページの情報を見る限り、八重が姫の前とするにはちょっと無理があります。
というのは八重は、伊豆の国の武士である伊東祐親(いとうすけちか)の娘とされているからです。第3回「挙兵は慎重に」では、親の命令で八重は伊東家の家人・江間次郎(芹澤興人さん)に嫁がされてしまいました。
北条義時の他の妻とその子どもについて
北条義時にはその生涯において、姫の前以外にも数人の妻がいたと言われ、なぜか血筋がもっともはっきりしない泰時が一番偉くなってしまいました。その不可解な点について上記の記事に述べています。