NHK大河ドラマ 「西郷どん 第11話 斉彬暗殺」 レビュー ~ 島津斉彬、井伊直弼ガチンコ対決か! #西郷どん #せごどん

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島津斉彬、一命を取り止めてよかったぁ〜。吉之助(鈴木亮平さん)をシバき倒す元気は残っていたようで。思い切り蹴飛ばしていたのは、吉之助の志の低さに腹が立ったためだったんですね。さすが奥州の暴れん坊の異名を取ったことは文字通り「伊達」ではありません。

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それにしても自分で書いた観測記事は見事に外しましたが、しばらく渡辺謙さんの出番が続くようでホッとしています。

目次

島津斉彬と井伊直弼、ガチンコ対決か?

https://twitter.com/nhk_segodon/status/975205167883800576

ようやく井伊直弼(佐野史郎さん)の動きが本格化してきましたね。近年の大河は前年の作品を引き継ぐ傾向があるのでしょうか。昨年の大河は「おんな城主直虎」で井伊家再興の物語でした。井伊直虎(柴咲コウさん)直政(菅田将暉さん)の「養子コンビ」はヒロイン・ヒーローです

一方、「西郷どん」での井伊はというと…。どう見てみもヒールですね、直弼の懐刀として長野主膳も登場しています。浅学ながらにして長野主膳についてあまり良い噂は聞きません。

井伊直政、島津義弘を庇う

ところで「おんな城主直虎」では、直虎の死(1582年)をもって終了となりましたが、後日談があります。井伊直政が亡くなった理由は「関ヶ原の戦い」で負った傷が原因です。その傷は誰が負わせたかというと、「島津の退き口」で有名な関ヶ原から離脱した薩摩兵です。

戦国時代の戦場とはいえ傷を負わせられたら、恨みの一つでも言いたくなるのが人情です。しかし直政は戦後の論功行賞において島津家をかばい、薩摩・大隅の2ヶ国の本領を安堵するように徳川家康に進言したと聞きます。

関ヶ原の戦いで西軍についた大名は大減封(上杉景勝・毛利輝元)・改易(長宗我部盛親)・遠島流罪(宇喜多秀家)・打ち首(石田三成・小西行長)などほとんどが大厳罰です。そのことを考えると島津家の本領安堵は徳川家の「神対応」と言えるでしょう。

「第12回 運の強き姫君」にも期待!

島津家の本領安堵は反乱鎮圧の兵を出し渋って、「臭いものに蓋」をしたという気がしないでもありません。そのへんのいきさつは2001年に放送された「葵〜徳川三代」を見るとよく分かるのではないでしょうか。

かつては島津をかばった井伊が250年の時を経て島津と対立しているというのは、何とも言えぬ歴史の皮肉ですね。「西郷どん 第12回 運の強き姫君」にも期待です。

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