そろそろWocker上で開発しているWordPressサイトを、本番環境のサーバーである、「さくらのVPS」にアップロードしたくなってきました。
Wockerですべての作業を行いたい
WordPressファイルの変更、記事の更新、プラグインのインストール、gitによるバージョン管理など一連の作業をすべてローカル開発環境で行い、それらを本番環境にアップロード・同期したいと考えています。
作業イメージを図にするとこんな感じになります。
アップロード・同期するための作業
Atomのパッケージである、remote-ftpを使ってWordPressの構成ファイルをアップロードすることができます。パッケージのインストールや基本的な使い方は、Lonely Mobilerさんと、bitWaveさんの記事を参考にさせていただきました。
一応、自分が使用している.ftpconfigの内容をメモしておきます。
[php]
{
"protocol": "sftp",
"host": "VPSのIPアドレス",
"port": 任意のポート番号,
"user": "VPSの一般ユーザー名",
"pass": "VPSの一般ユーザー名のパスワード",
"promptForPass": false,
"remote": "/var/www/html(ドキュメントルートディレクトリ)",
"agent": "",
"privatekey": "/Users/(macに登録しているユーザー名)/.ssh/id_rsa",
"passphrase": "",
"hosthash": "",
"ignorehost": true,
"connTimeout": 10000,
"keepalive": 10000,
"keyboardInteractive": false
}
[/php]
WordPressファイル以外にも、記事の更新、プラグインのインストール、gitによるバージョン管理についても、作業をしなければなりません。ただ、いろいろと思うところがあるので、次の「問題点」に回します。
問題点
1.アップロードできるファイル、ディレクトリが限られている
確かに子テーマのディレクトリに.ftpconfigを置くと同じ階層にある、functions.phpやstyle.cssはアップロードできます。ですが、それ以上の階層におくとエラーが発生します。例えば、wp-content/themeの直下に.ftpconfigを置いてもアップロードできません。
また.ftpconfigファイルが丸ごとアップロードされるのもどうか…と思います。
2.開発環境のDBは本番環境のDBに同期させるものか?
異なるサーバー間の同期をさせること自体は可能に思います。ただそもそも論として、ローカル開発環境と本番環境のデータベースを同期させるものかどうかよく分かりません。
一回だけの引っ越し作業であれば、mysqldumpして外部ファイルの実行を行えば良いでしょう。定期的な記事の更新作業や、プラグインのインストールやアンインストールについては、ローカル開発環境でやってもいいものかどうか…。
3.gitによるバージョン管理について
gitによるバージョン管理は、テーマの修正(子テーマの活用)に適用したいと考えています。おそらくローカル開発環境側で使っていくことになると思いますが、念のために確認しておきたいところです。
いろいろと書きましたが自分の知識が足りないせいか、思い切りスベってしまっているところがあるかもしれません。そこらへんのところはご容赦いただけば助かります。
〔参考サイト〕