第4回 Linked Open Data ハッカソン関西に行ってきました。個人的に、総務省の次世代統計利用システムAPIを利用したいと思っていたからです。
そのとき、都道府県・市区町村の情報を取得した、SAPRQL言語のクエリ文をメモ代わりに残しておきます。
目次
SPARQLクエリ文一覧
総務省のエンドポイントにアクセスして、都道府県・東京23区・市区町村など、様々なレベルの自治体の名前を書き出してみました。
都道府県名
select * { ?s <http://statdb.nstac.go.jp/lod/terms/sacs#administrativeClass> <http://statdb.nstac.go.jp/lod/terms/sacs#Prefecture>. ?s <http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#label> ?label. ?s <http://purl.org/dc/terms/identifier> ?id. filter (lang(?label) = "ja") } order by ?id
このクエリ文は、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
東京都23区名
select * { ?s <http://statdb.nstac.go.jp/lod/terms/sacs#administrativeClass> <http://statdb.nstac.go.jp/lod/terms/sacs#SpecialWard>. ?s <http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#label> ?label. ?s <http://purl.org/dc/terms/identifier> ?id. filter (lang(?label) = "ja") } order by ?id
政令指定都市に属する区名
select * { ?s <http://statdb.nstac.go.jp/lod/terms/sacs#administrativeClass> <http://statdb.nstac.go.jp/lod/terms/sacs#Ward>. ?s <http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#label> ?label. ?s <http://purl.org/dc/terms/identifier> ?id. filter (lang(?label) = "ja") } order by ?id
出力するときのコツ
プロパティの変更
コツは1行目にある、#(シャープ)で表している、プロパティを変えているところです。プロパティは独立行政法人 統計センターのAPI提供仕様を参考にしています。
[Show results inline:]にチェック
各クエリ文をエンドポイントに入力して、そのまま[Send Query]を押すと、テキストファイルのダウンロードが始まります。
面倒くさいと思う方は、[Show results inline:]にチェックを入れておきましょう。出力結果が画面の下に返されます。
感想
本当は、「大阪市北区」とか「東京都渋谷区」みたいな感じで出力をしたかったのですが。
主語にいろいろとフィルタをかけないといけないようで、知識ゼロの状態から初めて、2時間半のハッカソンではきつかったです。
〔参考サイト〕