ブログを書いていると、アクセス数やどの記事がたくさん読まれているか、非常に気になります。そのようなとき、分析ツールとして挙げられるのが、Google AnalyticsやWebマスターツ―ルです。
しかし、ブログの記事が少ないうちは実績が少なく、これらのツールによる事後的なデータを根拠にして、関連のある記事を書くべきかどうか、判断に迷うことがあります。
そんなときに使えるのが、キーワードプランナーという無料サービスです。今回はその使い方をご紹介しましょう。
キーワードプランナーの使い方
キーワードプランナーとは、Google Adwordsの機能の1つで、あるキーワードの月間検索数や競合性を調べることができるツールです。
本来はGoogleに広告を出稿するときに使うツールですが、ブログを書くときのネタ集めにも使おうということです。
1.トップ画面にアクセス
キーワードプランナーの画面にアクセスし、[AdWordsにログイン]をクリックします。
2.キーワードの入力
[新しいキーワードと広告グループの候補を検索]をクリック。任意のキーワードを入力し、[候補を取得]ボタンを押します。
3.検索ボリュームの確認
入力したキーワードの検索ボリュームが表示されます。棒グラフの下に、そのキーワードと関連性が高いキーワードが表示されます。
使い方の具体例
検索ボリューム数
例として、「京都嵐山」の検索ボリュームを調べてみました。ここ一年間を通じて、100万回(800K~1.2M)前後の検索回数があるようです。「京都嵐山」だけあって、観光シーズンに検索が多くなるようです。
ちなみに、[広告グループ候補]と[キーワード候補]という2つのタブがありますが、どちらを表示させても、ほぼ同じです。
関連性の高いキーワード
[月間平均検索ボリューム]をクリックし、画面を下の方にスクロールすると、「京都嵐山」と関連性の高いキーワードが順に表示されます。個人的には、「オルゴール(京都オルゴール博物館)」や「モンキー(モンキーパークいわたやま)」が、気になります。
モバイル端末の比率
棒グラフの右上にある[検索ボリュームの傾向]をクリックし、そのうちの[モバイルの動向]をクリックします。すると検索ボリュームのうち、モバイル端末による検索の比率が分かります。
キーワードプランナーで「両立」
もちろんGoogleの検索エンジンにかかるかどうかは、競合サイトや記事の内容にもよります。
ですがキーワードプランナーを利用して、好きなこととアクセス数の両立をはかる記事を書いてみるのも、ブログサイトを運営していくときの、1つの工夫でしょう。
〔参考サイト〕