大阪イノベーションハブで、Firefox OS x HTML5 x LOD WEBイノベーションハッカソンを数回に渡って参加しています。
このハッカソンは、リンクされ、オープンにアクセスできる、LOD(Linked Open Data)を活用することで、Firefox OS を掛け合わせた、新しいアプリケーションの作成することが目的です。
目次
LODの作成とGoogle Refineの使用
その中で自分はLODの作成に取り組んでみようと、このスライドを見ながら、CSVやJSON形式のデータをGoogle RefineでRDF化してました。
といっても最初は全体が見えなかったので、何をやっているのかいまいちピンとこない…。
そんなときハッカソンで知り合った方に声をかけていただき、LODの概要を京都駅の地下街で教えていただくことができました。
京都で教えてもらったこと
100枚近くあるスライドです。限られた時間ですべてを解説していただくことは不可能なので、要点を教えてもらいました。
- LODのすごいところは、アプリで必要となるデータをすべて自前でそろえる必要がない
- ある言葉にたいして、関係するデータを外部のデータベースから引っ張ってくることができる
- SPARQL(RDF用のクエリ言語)を利用すれば、世界中のエンドポイント(WebAPI)で公開されているデータを自分のアプリに当てはめて利用できる
- SPARQLの初歩的な記法。変数、URI、リテラルについて
- 主語、述語、目的語の関係
- データの変更時、MySQLでは手動でデータ内容を変更しなければならないが、LODにしておくと自動的な変更ができる
- 主語と目的語をつなぐ述語には、いくつかのプロパティがある
- Google Refineの場合、いくつかのプロパティから選べるが、Link Dataは1種類しかない
WordBench大阪でもLODを使うらしい
家に帰っていろいろと調べていると、より実例(相模原市の施設データ)に即した、LODの使い方と作り方に関するSlideがUPされていました。
100枚以上あるスライドでなかなかボリューミーですが、LODの使い方と作り方について、懇切丁寧に教えてくれていると思います。
9月20日(土)にWordBench大阪で、「WordPress + LODで作るWebアプリケーションハッカソン」があるので、そのときの参考になるかもしれません。
〔参考サイト〕