日本ユーザーでも個人間送金ができるとPayPalの規約が改訂されてはや2ヶ月。ただし実務上はまだ個人間送金を行うことはできません。その後どうなったのでしょうか?
2018年11月30日(金)に東京都港区南青山で開かれたPayPalのメディアセミナーに参加してきましたので、個人間送金のサービス開始時期について確認してきました(場所は青山学院大学のすぐそば)。
PayPalの個人間送金はいつからできるのか?
結論から言うと、PayPalが個人間送金サービスを開始する時期は未定です(2018年11月30日時点)。もっとも今の規約を改訂する気はなさそうな感じでしたので、日本ユーザーでも遠からず個人間送金ができると思います。
そんな推測ができる理由は、PayPal本社としても日本における金融ビジネスの展開に関心が高いと考えられるからです。
PayPal本社 VPさんのコメント
PayPalの副社長さんに「日本での金融サービスを拡充してほしい」と訴えたら「東京支社にもっとプレッシャーをかけてやってほしい」と言われた。#PayPalMediaSeminar#RiskManagement#PPUG
— Hiroshi Fukui@DMM英会話は休会中 (@echizenya_yota) November 30, 2018
メディア向けのセミナーが終わったあとに、本社VP(Vice President = 副社長)のMike Verganaさんに直接「PayPalと金融」について質問をしたらこんな感じの会話ができました。
PayPalさん、お金のとおりを良くしてね!
金融規制はことのほか厳しい規制なので、なかなかサービスが前に進まないのはわかるんやけどね。資金移動業者には金融庁から定期的に金融検査を受けると聞いたことがあります。#PayPalMediaSeminar#RiskManagement#PPUGhttps://t.co/dEJJ5IY5No
— Hiroshi Fukui@DMM英会話は休会中 (@echizenya_yota) November 30, 2018
「PayPalの金融ビジネス」と言っても、もちろん日本の金融規制を前提としてのお話ですよ。法令遵守の上で日本のすみずみにまで、お金のとおりがよくなることを願っています。
PayPalは金融サービスの会社です
日本で「PayPal」と聞くと「決済の会社」というイメージを思い浮かべる方が多いかもしれません。ですが実際には金融サービスの会社です。
「PayPalのえらいひと」から日本でのイメージを覆すような、金融(Finance)の言葉をたくさん聞けて、大変充実した1日でした。
Twitterで#PayPalMediaSeminar
PayPal東京支店の瓶子さんのお話が始まりました!安心・安全なPayPalの仕組みについて。#PayPalMediaSeminar#RiskManagement#PPUG
— Hiroshi Fukui@DMM英会話は休会中 (@echizenya_yota) November 30, 2018
PayPal本社のVP(コンシューマー・リスク・マネジメント担当副社長)、Michael Vergaraさんのお話が始まりました!#PayPalMediaSeminar#RiskManagement#PPUG
— Hiroshi Fukui@DMM英会話は休会中 (@echizenya_yota) November 30, 2018
なお、当日のセミナーの様子は “#PayPalMediaSeminar“というハッシュタグをつけて、実況中継をしていましたので、ご興味のある方はTwitterの検索ボックスから確認してください。PayPal関係者のみなさまありがとうございました!