WordBench京都の勉強会に行ってきました。WordPressを毎日使っているわりには、WordPressの基本動作や構成ファイルについて、記憶がすっぽり抜けています。
WordPressの「キホンのキ」について勉強してきましたので、記憶に残っている限り書き残しておきます。
WordPressとは?
オープンソースのブログソフトウェアのこと。WordPressのテーマシステムを使うと、ブログの着せ替えができる。
公式テーマについて
- Twenty Thirteen(2013)、Twenty Fouteen(2014)、Twenty Fifteen(2015)など
公式テーマを使うメリット
- 公式テーマだけで2864個(野良テーマよりセキュリティが安全。プラグインが動かなかったりする)
- 公式テーマにはタグが付けられているので、色やレイアウトの好みが選べる
- [管理画面]→[テーマを追加]→[特徴フィルタ]で絞り込みが可能。その他アクセシビリティ対応できる
WordPressのテンプレート
WordPressのファイルの構成と、カスタマイズのためのファイル理解。
スタイルシート(style.css)
- WordPressで作ったWebサイトのレイアウト
WordPressテンプレートファイル
- Webページとして表示する情報をデータベースから取得。index.php,archive.php,404.phpなど。
テーマ関数ファイル
- オプションの関数が含まれている(function.php)
テーマ関数ファイル or プラグインか?
- テーマ関数ファイル→ファイルは基本的にプラグインのような動作ができる
- サイドバー、ナビゲーションメニュー、投稿サムネイル、投稿フォーマット、カスタムヘッダー、カスタム背景などテーマ機能の追加
- テーマ(デザイン)に依存する機能はfunctons.phpで追加
- テーマ(デザイン)に依存しない機能はプラグイン化
- テーマが変わっても必要な追加機能は、プラグイン化する。テーマを変えても使いたい追加機能はプラグイン化しておく方が便利
※Twenty Fifteenのテーマについて、管理画面から[外観]→[テーマ]→[ライブプレビュー]にすると、キャプチャ画像のようになります。すでに使っていたプラグインは引き継いでもらえます。
WordPressテンプレートファイルの階層
テンプレートを改変するときに、テンプレート階層について理解する必要がある。ファイル名に規則がある(テンプレート階層、インクルードタグ)。
全部覚える必要はなく、テンプレート階層図の見かたを覚える
サイトにアクセスしたときの動作
- 1.ページの種類をURLで判断
- 2.テンプレート(index.php,archive.php,author.php,404.phpなど)選定
- 3.ページを生成
優先度の高いファイルから表示される
- 例えば、作成者アーカイブが表示される優先順位は、author.php→archive.php→index.php。
- アーカイブページの下には、カスタムタクソノミーページ、カテゴリーアーカイブページ、タグアーカイブ、作成者アーカイブ、日付アーカイブ、カスタム投稿タイプアーカイブページがある
- 最初は下の階層のファイルから使うと手間が少ない
- 階層に分けるのは管理する手間を減らすため。同じようなデザインのページを作るときにラクになる
インクルードタグについて
ヘッダーやフッターなど共通部分(<header></header>や<footer></footer>)はパーツ化(header.php、sidebar.php、footer.php)して組み込む。
そのためにインクルード(外部ファイルの読み込み)している。get_header()、get_footer()でheader.php、get_sidebar()、footer.phpなどを読み込む
その他タグ
- get_search_form()、comments_template()など
カスタムテンプレート
- comments_template()
- 標準以外のパーツ(header.php,sidebar.php,footer.php)を作りたいときに使う
投稿フォーマット
- get post format()
- テーマが投稿表示をカスタマイズする際に使えるメタ情報を指します
個人的な感想
テーマ関数ファイル、テンプレートとかテンプレート階層って、何となく聞いたことはあります。ですがあくまで「何となく」です。
ふだん、WordPressに関しては、ブログ記事を書くことに集中しているのすぐ忘れてしまいます。
直接、モデレーターの方から話を聞くことで、WordPressの基本動作や構成ファイルについて再認識ができました。関係者のみなさま、ありがとうございました!
〔参考サイト〕