WordBench京都の勉強会に行ってきました。今回のセッションは主に2つです。
- WordPress4.0の主な機能について
- サーバの移転について
いまさらですが、WordPressは4.0にUPしていたそうですね。1つ目のセッションを聞きながら、はじめて気が付きました。
ブログのダッシュボードで確認したら、ちゃんとバージョンUPができてた…。いつの間にやら(汗
目次
サーバ移転について
今回のブログでは、特にサーバ移転にしぼって記事を書いていきます。今は「さくらのレンタルサーバー」を使っていますが、自分もそのうち「VPS」や「クラウド」に、サーバー移転するかもしれません。
WPサイトをお引越しするときの公式サイト
- 日本語版は対応が古かったりするので、なるべく英語版を参考にする
- Moving WordPress WordPressのお引越し公式マニュアル(英語版)
- Moving WordPress WordPressのお引越し公式マニュアル(日本語版)
WordPressが動く仕組み
- WordPressが動く仕組みを知る必要がある(でないと移転が難しい)
- WordPressのサイトはサーバー上にあるよ。ローカルPCでは、ブラウザソフトを通じて見るだけ
- サーバーにはWebサーバー(Apacheなど),アプリケーションサーバー(PHP)、データベースサーバー(MySQL)がある。WordPressを移転させるためには、移転先に同じ環境を構築
WordPressのファイルとデータベースのバックアップ
- WPファイルやデータベースをバックアップするための、プラグインを入れておく(BackWPup)
- バックアップファイルはローカルPC(ローカル開発環境)だけでなく、外部のサーバー(dropboxやGoogleドライブなど)複数個所に保存する
- バックアップは定期的に実行する
- phpMyAdminでもエクスポート機能とインポート機能を活用することで、バックアップできる
実際にWordPressサイトを本番環境をローカル環境に移転
- example.jp/wpを、192.168.33.12/wpに移転させることを想定
- example.jp/wpのファイルをFileZillaでダウンロード
- phpMyAdminにデータベースを作成しwp-config.php内のDB設定
[php]
/** WordPress のためのデータベース名 */
define(‘DB_NAME’, ”);
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define(‘DB_USER’, ”);
/** MySQL データベースのパスワード */
define(‘DB_PASSWORD’, ”);
/** MySQL のホスト名 */
define(‘DB_HOST’, ”);
/** データベースのテーブルを作成する際のデータベースのキャラクターセット */
define(‘DB_CHARSET’, ‘utf8’);
[/php]
- FTP転送ツール(FileZillaなど)でデータベースファイルを移転先のサーバーにUPする
- 取り込むべきデータベースファイルをphpMyAdmin内のconfig.phpので設定して、phpMyAdminから直接取り込めるようにする
- config.php内の$cfg[‘UploadDir’] = ‘./upload’;。この’./upload‘のフォルダを任意名に変更する。
- するとphpMyAdminのインポート画面からsqlファイルが取り込める
- BigDumpを使うのも手段のひとつ
- ドメイン名またはURLを変更するときの注意。以前のドメイン名や場所への参照がデータベース上に残る。
- WordPressデータベース用検索と置換スクリプトを使用する
- ただしWordPress マルチサイトの移動は複雑で手動作業が必要。くわしくはCodexの「WordPress マルチサイトの移動」を参照すること。作業終了後は置換で使ったファイルは必ず削除する
〔参考サイト〕