さて。
本日ご紹介する勉強会は、
0からのWebディレクション講座@関西:第一弾「設計編」です。
Webアプリケーションフレームワークを学習していると、
「フレームワークよりも上流にある『設計』をしていないと、そもそも何もできひんちゃうか~?」という思いが立ち、参加してみました。
そこで今回のブログは、のちのち振り返って確認ができるよう書いたものです。当日の個人的なメモ書きをまとめたものなので、若干抜け落ちていることがあるかもしれません。そこらへんのところは、ご容赦を…。
約4時間半の長丁場だったので、記事はセミナー部分の前半と、ワークショップ部分の後半に分けています。
セミナー(前半)
前半は、日本ディレクション協会の高瀬康次さんによるセミナーです。箇条書きにまとめるとこんな感じです。
Webディレクターとは何者なのか?
- 要件と人員と工期を統括し進行管理する人→「何を」・「いつ」・「だれ」がやるのか決める人
- Webディレクションの流れ→ 1.設計・2.構築・3.運用
Webにおける設計とは何なのか?
- クライアントに対し、成果物を示すために行う。
- 情報設計(戦略の設計)
- 仕様設計(戦術の設計)
設計の目的
- ユーザーが感動する、WEBサイトを実現すること
- ユーザーが何かを「感」じて、何かの行「動」すること
情報設計とは
- 「コンテンツ」・「ユーザー」・「ゴール」を決める
- 成果の定義を行う
- 感動を設計する前に知るべき「顧客」・「競合」・「自社」の3者を知り、目指すポジションを設計する
- ペルソナを知り感動を設計する(ユーザーの定義)
- KPIとKGIを設計する(ゴールの定義)
- 合言葉を設計する(コンセプトの定義)
仕様設計
- 仕様設計において重視すべきこと。「サービス」・「ユーザー」・「ゴール」
- 1秒でも早く早く実現する。META設計とOGP設計
- 1秒でサイトの役割を伝える(Googleやfacebookの活用)
- ファーストビューの設計(タグライン→メリット、キービジュアル→近い将来、ナビゲーション、→サイトの機能)
ナビゲーションの設計
- 1秒で進路を設計する(適切なグル―ピング)
- 1秒でも速く目的地へ導く
対象環境の確認(エンジニア向け)
トーン&マナー(デザイン)
設計の具体例
- ミリタリーウォッチのECサイト
- オンライン特化型ユーザビリティテストサービス
- 経済専門オンラインメディア
後半につづく
【追記】
5月3日に当日のセミナースライドがUPされたので、追記しておきます。