初心者の方にとって「DMM英会話による効果的な受け方をするためには予習が欠かせない」と言って、異論を唱える方は少ないと思います(もちろん上級者になればあえて予習しないというレッスンの受け方も「あり」だと思います)。
そこで今回はDMM英会話で無料会員登録や有料会員登録を済ませてまだ日が浅く、かつ英会話レッスン初心者に向けて、予習をするためのツールとその使い方をご紹介します
事前に会話したい内容を伝える
DMM英会話ではレッスンを予約するときにその先生に向けて、200文字以内でレッスンに関する要望を伝えることができます。
ただ初心者の方がアルファベット200文字だけで自分の要望を述べることを至難の技でしょう。そこで使えるツールがHackmdという簡易ホームページ作成ツールです。
Hackmdとは?
Hackmdを一言で表すと無料の簡易ホームページ作成ツールです。ごく簡単な記法(マークダウン記法)を使ってペライチのホームページを作成することができます。
Hackmdを使った要望の具体例
Hackmdのトップ画面
Hackmdで相手側に見える画面
Hackmdの操作画面
Hackmdでホームページを作成すると固有のURLが作成されます。レッスンの要望をするときにそのURLをコメント欄に貼り付けておくと、情報を共有することができ、かつ個別具体的な要望を分かりやすく伝えることができます。
Hackmdの使い方
Hackmdのページを開くと最初は真っ白な画面が表示されます。その中で自分の要望を記述します。ただし「要望を記述する」と言っても、英語・日本語の言語の種類に関わらず、ただひたすら文章を書き連ねていくことは止めましょう。読み手(講師)が苦痛を感じてしまいます。
1日あたり25分・50分・75分のいずれのサービスを選んでも時間に限りがあることには代わりはありません。どんなレッスンをしてほしいのか、見出しや箇条書きを使って、その日の先生にわかりやすく伝える必要があります。
レッスン内容を詳しく伝えるHackmd
その点、Hackmdは文書内の見出しや箇条書きを極めて簡単に作成することができます。レッスン当日に的をしぼったレッスンをしていただくために最適なツールです。
ただしHackmdで見出しや箇条書きを使うためには「マークダウン記法」という独特の記法を覚える必要があります。ですがDMM英会話において使う記法は4つから5つ程度です。以下ではDMM英会話でよく使う記法についてご紹介します。
見出し
文書内で見出しを使うときは”#(シャープ)”を使います。”#”は6つまで使えることができ、#(シャープ)の個数が少ないほど見出しの大きさが大きくなっていきます。大見出しは”#”、中見出しは”##”、小見出しは”###”という感じです。
箇条書き
箇条書きをするときは”-(ハイフン)”または”*(アスタリスク)”を使います。名前・出生地・誕生日・生育地など並列的な質問をするときに使えます。
リンク
ある単語や句にリンクを付けたいときは”[]()”を使います。読み方としては「大かっこ小かっこ」もしくは「かぎかっこ丸かっこ」となります。ある物事について説明するときに、同じ文書内で自分で説明するよりも他のページを見てもらった方が分かりやすいときに単語や句にリンクを付けます。
click [here](https://e-yota.com/)!
自分がレッスンを受ける前に自分のブログサイトを見てほしいときは、hackmdの操作画面で上記のように書きます。
引用
“>”を使います。中学校で習う不等号記号と同じ文字です。DMM英会話ではレッスンを受けたあとに先生が必ずそのレッスンに関するコメントを残してくれます。そのコメント欄において分からない表現など次回のレッスンで詳しく知りたいことを引用するときに重宝します。
>I wonder if this works, please let me know the result! You wrote down the message don't you? I will tell you that
まだまだ使えるマークダウン記法
ここまでDMM英会話におけるHackmdの記法を紹介しました。実はDMM英会話で使えそうなマークダウン記法はまだまだあります。
マークダウンでは図や画像も挿入できる
例えば日本語だけで完結するコミュニケーションでも、言葉で説明するよりも図や写真を用いて説明した方が会話がスムーズに進むこともあります。
マークダウン記法では文書中に図や写真を挿入する記法も存在します(ただしHackmdで図や写真を挿入するためにはサーバーの知識が必要。今回の記事では割愛)。
ドットインストールでマークダウン記法を学習
もし他にも便利なマークダウン記法を知りたいという方はドットインストールというサービスで、「Markdown記法入門」というレッスンで詳しく説明されています。
ドットインストールは基本的には有料サービスですが、「Markdown記法入門」については無料で動画を視聴することができます。もしご興味のある方はドットインストールを参考にしてください。