自分は現在、2つの企業コミュニティの管理人をしています。直近では以下のイベントを企画・運営しました。
率先してコミュニティを運営する理由は、いずれも自分のキャラクターを売ったり、人脈を作ったりと間接的な営業が目的です。
異なる集客方法
ところで冒頭で挙げた2つのコミュニティは、単に母体となる企業が異なるだけでなく、集客方法も異なります。前者は2015年9月、後者は2017年10月ごろに立ち上げました。
さくらクラブ「いろいろ初心者もくもく会」の集客
まず両者の大きな違いは、固定メンバーの有無です。さくらクラブの「いろいろ初心者もくもく会」は、おおむねコアメンバーとして4人程度が参加します。その上でさらに1~2人来るかもしれないということで、定員7人に対して6人くらいは来るだろうと予測を立てています。
オンライン上での集客
- ドアキーパーによる告知ページの公開
- Facebookで個人のタイムラインに投稿
オフライン上での集客
- (たまに)個人の口コミ
PayPalUserGroup 「PPUG大阪 #2」の集客
そもそもPayPalUserGroupは、さくらクラブと比べて後発です。固定メンバーはいません。また「飛び込み」で何人参加されるか全く予想がつきません。
オンライン上での集客
- connpassによる告知ページの公開
- Facebookで個人のタイムラインに投稿
- Facebookページ「イベント情報(大阪)」に告知
- Facebookメッセンジャーで個別に声かけなど(約40名)
- 個人ブログでイベントの紹介
- 貸会議室を運営している会社のイベント告知ページでお知らせ
オフライン上での集客
- 個人の口コミ
- CybozuTechのLTでイベントの紹介
- 貸会議室を運営している会社のイベントに参加して、口頭で紹介
- 貸会議室を運営している会社の担当者の方にお願い
来ていただきたいと思う方によって集客方法を変える
さくらクラブとPPUG大阪 #2では集客方法がかなり異なります。方法が異なる理由として、固定メンバーの有無もありますが、そもそもイベントのジャンルが異なります。個人的な主観ですが、「いろいろ初心者もくもく会」はテック系として、PPUG大阪 #2はビジネス系として捉えています。
テック系かビジネス系か
何をもってテック系とするかビジネス系とするかは、線引きをするか難しいところです。ただ今回はサービスの使い手の主たる事業がリアルな「モノ」や「サービス」を直接、最終消費者と商取引するか否かで線引きをしました。
テック系の方は主たる職場がインターネット上であるため、オンラインのみで告知が行き渡る可能性が高いと考えられます。ですがビジネス系の方の職場は必ずしもインターネット上だけで完結しないと考えました。
会場を不動産事業の会社の貸会議室にする
そこで会場候補地をWeb/IT系の企業を外し、不動産業を営まれている株式会社第一住建さんの会議室を使わせていただきました。さすがに大阪・船場で45年も事業を営まれているだけあって、Web/IT系だけでなく様々な業種の方とお付き合いをされているようです。
PPUG大阪 #2のPRもかねてイベントに参加して名刺交換をしていると、ふだんWeb/IT系のイベント・勉強会では知り合えないような業種の方にもPRすることができました。
みんな、コミュニティの集客方法どうしてる?
「コミュニティの集客方法どうしてる?」と言われても、そんな問いには正解はないと思います。ただどんな方に来てほしいかによって訴求する手段は変えたほうが良さそうな感じはします。
昨今、オンラインとオフラインの境目や、独占産業と非独占産業の垣根があいまいになっています。その現状を考えれば、コミュニティにおける集客方法についても様々な情報を共有した方が良いかもしれませんね。
コミュニティを運営されている方は自分が企画した勉強会やイベントについて、どうやって集客活動をされていますか?