先日、Google検索をしようとしたら、突然こんな画面が出てきました。
お使いのコンピュータ ネットワークから通常と異なるトラフィックが検出されました。
はじめて見る画面に戸惑い、別のタブを立ち上げて、もう一度Google検索をしようとすると、また同じ画面が出てしまいます。仕方がないので言われたとおりに数字を入力すると、今度はいつも通り検索できるようになりました。
Googleサポートページでの説明
なんでだろう?と思って、表示された文言で検索をしてみると、Googleのサポートページで原因となる例が説明されてました。
ロボット、コンピュータ プログラム、自動化サービス、検索スクレーパから送信された検索
サイトやページの Google でのランクを判断するソフトウェアを使って Google に送信された検索
なるほど。でも自分は手動でしか検索してません。同じページをスクロールすると、”ブロックされる理由がわからない”という項目があります。
ブロックされる原因として、VPN ブラウザ プラグインや VPN プログラムが関係している可能性があります。パソコンやネットワークから VPN をアンインストールして、何か変化がないか確認してみてください。
インターネット サービス プロバイダ(ISP)の方は、利用者のデバイスやネットワークを利用してウェブサイトの利用規約や法律に違反するトラフィックを送信するような VPN をアンインストールすることの重要性を利用者にご説明いただきますようお願いいたします。Google のネットワークへの不正なトラフィックが停止すれば、送信元とされていた IP や ISP のブロックも自動的に解除されます。
VPNってなに?(使ってないけど)
どうやらVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)を使うと、冒頭のような注意画面が表示されるとのことです。
そもそも、VPNってなんでしょうかね?分からなかったので、IT用語辞典 e-Wordsで調べてみました。VPNとは、インターネットを経由して構築される仮想的なプライベートネットワークのことを指します。
自分は、インターネットに接続するためにWiMAX 2+を使っていますが、個人でしか使ってません。会社組織のように大勢の人が、インターネットに接続するような環境ではありません。
念のためにUQ WiMAXのサイトを調べました。するとこのようなQ&Aページがあります。
Q.VPN接続は可能ですか?
A.PPTPによるVPN、および他方式でもNATトラバーサルに対応したVPNはご利用いただけます
文章を読むと、VPNはオプションとして使うこともできるという語感がします。ですがそんなオプションの申し込みをした覚えはありません。
WiMAX 2+のNAPTについて
どうも煮え切らないので、他の方の意見もいろいろ聞いてみました。いただいた意見にもとづいて、WiMAX 2+のサービスをよく調べてみました。
すると、個人のPCやスマホなどの端末から接続する場合、UQネットワーク内にあるNAPT(Network Address Port Transition)で、グローバルIPアドレスに変換したのち、インターネットに接続することが分かりました。
ということは、各端末のプライベートIPアドレスがそれぞれ異なっていても、必ず一つのグローバルIPアドレスに収斂されるということになりますね。自分が使ったグローバルIPアドレスが、短時間の間に他の人にもすでに使われていれば、Googleが言う「通常以上のトラフィック」に該当するかもしれません。
NAPTの「オプションあり」月額96円
ただし、以上の説明は「グローバルIPアドレスオプションなし」の場合です。月額96円の料金で「オプションあり」のサービスに変更すると、NAPTをUQネットワーク内から、個別のルータ端末内に移動してくれます。
「オプションあり」の状態だと、インターネットに直接接続するグローバルIPアドレスは、一つしかありませんから、「通常以上のトラフィック」が発生することは考えられませんね(もちろんボットプログラムとかを使ったら別ですが)。
あくまで個人的な予想です
Googleから「通常以上のトラフィック」が検出される原因について、自分が使っているWiMAX 2+のサービスと絡めて書いてみました。後半は自分の仮定や想像で書いてますので、実は大ハズレな記事かもしれません。そこらへんのところはご容赦いただければ幸いです。
今度、梅田か京都のヨドバシカメラに行ってUQ WiMAX担当の方から、「オプションあり」のサービスについてよく聞いてみましょう。
〔参考サイト〕