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CentOS7,PHP7,MySQL5.6でWordPressサイトを構築 その7(Webサーバー Apacheの設定)

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前回の記事(新しいタブで開く)では、短いコマンドでSSH接続をできることをご紹介しました。今回はミドルウェアのひとつであるWebサーバーのApacheをインストールし、その設定を行います。

Apacheのインストールと起動

SSH接続でリモートサーバーに接続して、作業用ユーザからroot権限をもつユーザに昇格した上で以下のコマンドを実行します。

Apacheのインストール

# yum install httpd
# cp /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf.org

Apacheをインストールするコマンドです(自分の場合はすでにインストールされてました)。今後、Webサーバーの設定を変更することがありますので、設定ファイルのコピーを取っておくことをおすすめします。

Apacheの起動

# systemctl status httpd
...
Active: inactive (dead)

statusでApacheの起動状況を確認すると、”inactive(dead)“で起動していないことが分かります。

# systemctl restart httpd
# systemctl status httpd
...
Active: active (running)

restartで起動させると、”active(running)“と緑色の表示で起動することになります。

ブラウザでアクセス

centos7php7mysql5-6_wordpress_7_1_2

さくらのVPSを契約したときのIPアドレスをブラウザに入力しリターンをすると、Apacheの初期画面が表示されます。

# systemctl enable httpd
Created symlink from /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/httpd.service to /usr/lib/systemd/system/httpd.service.

最後にリモートサーバーがシャットダウンした後でも、Webサーバーが必ず起動するように、enableとしておきます。

次回の記事(新しいタブで開く)ではバーチャルホストの設定についてご紹介します。