NHK総合で2024年2月25日日曜日から再放送される「柳生十兵衛七番勝負」のネタバレとしては、生駒高俊が治める讃岐高松藩17万石改易にまつわるお話は、第4回「哀切の剣」で描写されます。
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柳生十兵衛七番勝負 ネタバレ 第4回「哀切の剣」について
第4回「哀切の剣」では、讃岐高松藩の国家老として多田左兵衛(伊吹吾郎さん)なる人物が登場しますが、原作小説では多田左兵衛は国家老ではなく、幕府からの隠密を成敗するために放たれた岩流の遣い手として登場します。
このとき柳生十兵衛(村上弘明さん)は、多田を撃退し幕府の隠密を守りますが、多田は生駒家が改易されたのち、またもや十兵衛に勝負を挑みに柳生の里にまでやってきます。
十兵衛は感慨をこめていった。
「多田よ、お互いに年をとったのう。おぬしはいまだ廻国修行をいたしておるのか。儂になにゆえ会いにきた。」
多田は低いが張りのある声音でいった。
「いま一度、お立ちあいを所望いたす」
十兵衛は黙っていたが、釣竿を草の上に置き、立ち上がった。
「仕方もなかろう。真剣勝負か」
(「柳生十兵衛七番勝負」 276ページより引用)
このあと、多田は十兵衛の杖術で倒され絶命するのですが、小説はここまで。ドラマ版では最終回で将軍・徳川家光の襲撃計画が発覚するのとは、ずいぶん異なります。
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