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大阪府立登美丘高校ダンス部のコーチ・振付師のakane先生がITmedia ビジネスオンラインのインタビュー記事に登場

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大阪府立登美丘高校ダンス部のコーチ・振付師のakane先生が、2018年10月30日(火)付のITmedia ビジネスオンラインのインタビュー記事に登場されました。

akane先生、登美丘ダンス部の指導を語る

言わずと知れた「バブリーダンス」の振付をされたakane先生。動画は2018年の10月31日(水)の時点で約6,950万回を超え、2018年の11月中には7,000万回を超える勢いです。ここ数日では1日あたり10万回は再生されているような気がします。

さて、「登美丘高校ダンス部」・「akane先生」といえば、ダンスの名前も内容も再生回数もド派手な「バブリーダンス」に、つい目がいきがちです。

ですが今回のITmedia ビジネスオンラインの記事は、akane先生が同校ダンス部に指導にするときの考え方についてスポットライトを当てています。必ずしも「画」を重視しないWebメディアだからこそ書ける良い記事だと感じました。

「外部支援員」としてのakane先生

今回のインタビュー記事で個人的に印象に残った文章は、以下の3箇所です。

「振付師として作品のクオリティを高めるための演技指導は徹底的に行っていますが、チームの運営や、部員の管理などは、顧問の先生だったり、生徒たちの自主性に任せたりしています」

「ダンス部には振付師として入っているので、部活動のことはまったく口を出しません。例えば、挨拶する、時間通りに来て練習するといったことは、生徒本人たちがルールを決めてやっているので、特に何も言いません。高校生といえども、自立した大人だと見ているので、ダンス以外の部分は本人たちがどうしていけばいいかを考えるべきだと思います」

ただし、akaneさんもプロの振付師として、より優れた作品を作り上げるために参加しているので、生徒たちが努力せず、低い意識でダンスをするならば、その時はコーチを続ける意味はなくなるだろうという。

akane先生は登美丘高校ダンス部の部員に対して、あくまでダンスの技術指導に徹しているということでしょう。学校の部活動として一般的な言い方をすると、akane先生は「外部支援員」ということになるかもしれません。高校ダンス部に限らず、部活動に携わる関係者にとって非常に含蓄のある言葉だと思います。

これからの学校部活動のあり方について

最近、中学校や高校の部活動について「ブラック部活」と揶揄されることを耳にします。そう言った風潮の中でakane先生が、ITmedia ビジネスオンラインのインタビューでおっしゃった内容は、これからの学校部活動について一石を投じる内容であるという印象を受けます。

ごく個人的な考えですが、これからの学校の部活動は、akane先生のように「外部支援員」が技術指導をして、部の運営管理は部員自身が行い、学校の先生は「顧問(コンサルタント)」をすることが主流になるのではないかと考えています。