NHK大河ドラマ 「西郷どん 第27回 禁門の変」感想 ~「リキラリアット炸裂」 #西郷どん

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前半と違ってストーリーが腹黒くなってきましたね。島津久光さん(青木崇高さん)が、禁裏守護のために吉之助どんを薩摩藩の総司令官(軍賦役兼諸藩応接掛)の役に昇進させたのは表向きの話だったんでしょうか?村田新八どん(堀井新太さん)が言うように、諸藩との戦闘が始まったときに戦死させるために現場の指揮官を任せたのでしょうか?

一橋慶喜さん(松田翔太さん)の腹心である平岡円四郎を斬ったのは誰だったのでしょうか?「人斬り半次郎」こと中村半次郎さん(大野拓朗さん)か。長州藩士か。はたまた新撰組か。こちらは慶喜さんの実家である水戸藩の藩士であったことが、ストーリーの中で分かりましたね。

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桂小五郎、マッサンとキャラがかぶる

吉之助や一橋慶喜のキャラクターと人間関係はだんだんと薄気味悪くなってきましたが、今回のお話でキャラが立ったのはやはり桂小五郎さん(玉山鉄二さん)でしょう。

何としてでも、「無用な戦を避けたい」・「無駄な血を流したくない」・「京都市民を惑わすようなことはしたくない」。その一心で禁裏御守衛総督であるヒー様に頭を下げて長州藩の過激派の暴発を抑えようとしましたが、桂さんの周旋は不調に終わりましたね。

ただ桂さんの一本気なキャラクターを見ていると、玉山さんが2014年度下半期にNHK朝ドラ「マッサン」で演じた亀山政春の面影が見えました。

「小栗龍馬」による薩長同盟はどうなるか?

あと長州藩の人って桂さんのような一本気な性格の人が多かったんでしょうかね。長州力さん扮する来島又兵衛さんも中世の大鎧をつけてリキラリアットを炸裂させてましたし、他の長州兵も薩摩に降伏を促されるとあっさり武器を捨ててましたし。

ですがせっかく薩摩が降伏させたにも関わらず、会津藩が横槍を入れて戦闘意志のない長州兵をなで斬りにしました。この先、薩長同盟まで話がこじれそうですね〜。次週は薩長同盟の立役者である坂本龍馬さん(小栗旬さん)が本格的に登場します。「小栗龍馬」は薩摩と長州の仲違いをどのように修復させるのでしょうか?次回、「第28回 勝と龍馬」にも引き続き注目です。

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