NHK朝ドラ「さくら」でヒロイン・松下さくら役の高野志穂さんが元々、マスターしていた英語はブリティッシュ・イングリッシュ(英国式英語)で、ドラマで使われるハワイの英語は役作りとして覚えたそうです。
ハワイロケの時、日系4世のスタッフで日本語がペラペラの方がいらっしゃったので、あぁ、こういう人もいらっしゃるんだって安心しました。その方が現地で英語の指導をしてくださったんです。私が話せるのはブリティッシュ・イングリッシュですから、さくらの使う英語とはアクセントや言い回しが全く違うんですよね。今いただいたテープを聴きながら、勉強しています。(「さくら―連続テレビ小説 (NHKドラマ・ガイド)」から高野志穂さんのインタビューを引用)
高野志穂さんは自分で工夫して英語を学習
高野志穂さんは朝ドラ「さくら」の出演に関連して、「さくらの英会話―連続テレビ小説」という本のインタビューにも答えられています。
そこではお父さまの仕事の関係でイギリスに住み始めたことから英語の関わりが始まったことが述べられています。
その内容を読んでいると「子どものときにイギリスに住んでいたから自然と英語を話せるようになりましたw」という生易しいものではなかったことがわかります。
小学校で使う英語や、寮で暮らすために使う英語を話せるようになるためにそれなりに苦労して勉強したことが紹介されています。
DMM英会話で英会話学習をしていると時々、帰国子女の先生とレッスンをすることもあります。
純ジャパの英語学習者からすると、帰国子女の方は苦もなく英語を話せるように見えますが、実はほとんどの方は現地で英語が通じるようにするため、それぞれ独自に英語の勉強をされています。
高野さんの体験はそれに近いものがあるでしょう。
If you watch “Sakura”, you will understand what “positive thinking” is
「連続テレビ小説 さくらの英会話」の59ページには高野さんに英語のメッセージが載せられています。気に入ったので引用しておきます。
The best thing I can say is to “think positive” then that will lead you to meet people!
And if you meet people, you will find another world which will become a treasure of your own. And if you watch “Sakura”, you will understand what “positive thinking” is.
(日本語訳)
私が言えるベストなこととは「前向きに考える」ということです。そうすると多くの人に出会えることになるでしょう。
そして多くの人との出会いがあれば、みなさんの宝となるような別の世界を見つけることになります。朝ドラ「さくら」を見れば、「前向きに考える」とは何であるのか分かるでしょう。