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槙野万太郎(神木隆之介さん)のモデルは植物学者の牧野富太郎〜2023年前期放送朝ドラの「らんまん」より。牧野富太郎が植物学で残した業績について

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槙野万太郎(まきのまんたろう)とは2023年前期に放送される朝ドラ・らんまんの主人公です。そのモデルは日本植物学の父と言われる牧野富太郎です。

らんまんでは登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描かれますが、植物学に一生をささげた牧野富太郎の人生がドラマを見る上での参考となりそうです。

1500種類以上の新種・約40万点以上の植物標本・牧野日本植物図鑑の発表

実在の牧野富太郎はその生涯のうち、約1500種類以上の新種を発表し、約40万点以上の植物標本を残したと言われています。その集大成の1つが「牧野日本植物図鑑」の出版です。

さらに牧野富太郎は精密な植物の描写を得意としていました。牧野の絵がどれぐらい精密だったかというと、「写真よりも精密」と言われていたそうです。というのは牧野は植物の特徴をよく捉えて描き出していたからです。

NHK for Schoolのホームページに埋め込まれている動画には、実際に牧野富太郎が残した植物画が紹介されています。

NHKドラマトピックスの記事(新しいタブで開く)で「らんまん」のあらすじを読むと、若き日の槙野万太郎は植物採集に明け暮れる毎日を過ごすことになっていますが、絵がずば抜けて上手いかどうかは触れられていません。

「らんまん」の視聴者がのけぞるほど精密な絵が登場するかどうかは、実際のドラマを見てのお楽しみと言ったところでしょう。