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データマイニングの技術を駆使して、ボケとツッコミを繰り返す甲南大学・知能情報学部の「漫才ロボット」が面白かった件

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グランフロント大阪のナレッジキャピタル(Active Lab)で甲南大学・知能情報学部の「漫才ロボット」を見学してきました。

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漫才ロボットとは、その名の通り2体のロボットが、関西風のしゃべり漫才をしてくれるロボットです。次の3つの手順で漫才をしてくれます。

  • お題を入力
  • 漫才台本を生成
  • 漫才の実演

人間の漫才師がやっていることと、同じように披露してくれます。

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個人的に興味深かったのは、漫才台本の自動生成です。データマイニングの技術を駆使して、漫才でよく見られる「つかみ」→「本ネタ」→「オチ」を自動生成してくれます。

「そんなこと人間しかできへんやろ?」という分野にチャレンジされています。

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左のロボットが「あいちゃん」、右が「ゴン太」のコンビです。今回の実演では、予め設定しておいたキーワードに基づいて、関西弁でノリとつっこみのしゃべくり漫才が繰り返されていました。

左のノートPCで「お題」となるキーワードが管理され、右のディスプレイで漫才の内容が表示されています。

今のところ「あいちゃん」と「ゴン太」の活躍は漫才の分野だけですが、将来的にはより広い分野での応用(介護ロボットとかビジネスマンへの情報提供など)が期待されます。

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グランフロント大阪のナレッジキャピタルでの展示は、9月2日(火)までです。ですが、9月11日(木)から東京ビッグサイト東展示棟東1ホールで催される、イノベーションジャパン2014 大学見本市でも出展されるそうです。首都圏の方で、興味のある方はぜひ。

〔参考サイト〕