2020年9月28日月曜日から2021年3月の間に、NHK朝ドラ2020年後期作品として「おちょやん(ヒロイン:杉咲花さん)」が放送されます。今回の記事ではその「おちょやん」のあらすじについて考えてみましょう。
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朝ドラ2020年後期作品「おちょやん」のあらすじ
「おちょやん」のあらすじは、すでにNHKドラマトピックスのブログ記事で公開されています。
大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、奉公に出ていた道頓堀でお芝居のすばらしさに魅了され、女優の道を目指します。そして、喜劇の世界と出会い、喜劇界のプリンスと二人三脚で、昭和の戦前、戦中、戦後の激動期を駆け抜けます。大阪のど真ん中を舞台にした、笑って、泣けて、人情あふれる、波乱万丈の物語です。
そのほか「おちょやん」のあらすじにまつわる、モデルとなった登場人物や脚本家・八津弘幸さんのコメントも同じページで紹介されています。
「おちょやん」の竹井千代と「わろてんか」の北村てん
「おちょやん」は「松竹新喜劇」の前身である「松竹家庭劇」に参加した、俳優の浪花千栄子さんをモデルとしています。その「松竹」と聞いて、思い出すのが「吉本」でしょう。
「吉本」の朝ドラといえば、2017年後期作品として放送された「わろてんか(ヒロイン:葵わかなさん)」ですね。「おちょやん」の主役・竹井千代は南河内の貧しい養鶏農家の生まれで、「わろてんか」の主役・北村(藤岡)てんは、京都でも一、二を争う薬問屋のお嬢さんという設定でした。
「松竹」と「吉本」と言ってもヒロインはしょっぱなから、正反対の生まれのようです。同じ「お笑いネタ」と言っても「わろてんか」とは正反対なヒロインが、どのようにお話を紡いで行くのか今から楽しみです。