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朝ドラ「おちょやん 」に登場する「カフェー・キネマ」のモデルは「カフェー・オリエンタル」か #おちょやん

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2020年11月30日月曜日から始まったNHK朝ドラ「おちょやん」第5週は2021年1月4日月曜日から放送が再開します。ヒロイン・竹井千代(杉咲花さん)はそれまで働いていた大阪・道頓堀の「岡安」から夜逃げ同然で、京都に住処を移すことになります。

朝ドラおちょやん「カフェー・キネマ」のモデル

その住処は、おちょやんのWebサイトによると、千代が住み込みで働くことになった「カフェー・キネマ」です。「カフェー」というのは主に女給が飲食やサービスの提供することを売りとした風俗営業のことですね。今で言う、キャバレーやキャバクラに相当するのではないでしょうか。

NHKは「カフェー・キネマ」のモデルをはっきりと明言していませんが、「おちょやん」のモデルとなった浪花千栄子さんの自伝書である、「水のように(新しいタブで開く)」を読んでいると、おおよそどの店をモデルとしていたのか検討をつけることができます。

お屋敷奉公を強く希望していたにもかかわらず、私がその口入れ屋から連れて行かれた先は、京阪電車の深草、「師団前」という停留場に近い、カフェー・オリエンタルという家でした。

上記は「浪花千栄子. 水のように (Japanese Edition) (Kindle の位置No.667-2410). Kindle 版. 」からの引用です。ここでいう「私」とは浪花千栄子さん自身のことであり、浪花千栄子さんが実父から逃れるように辿り着いた先が、実在した「カフェー・オリエンタル」だったようです。

おそらくNHKはこの「カフェー・オリエンタル」をモデルとして、「カフェー・キネマ」を設定したと推測されます。