NHKドラマの認証済みTwitterアカウントが、2019年9月9日(月)に投稿したツイートによりますと、第60作目の2021年NHK大河ドラマとして「青天を衝け」の制作・主演が決定したことが明らかになりました。
2021年大河ドラマ【青天を衝け】
製作開始と主演の吉沢亮さんを発表!
主人公は新一万円札の顔としても注目される「渋沢栄一」です。
作・大森美香さん、主演・吉沢亮さんでお届けします。#青天を衝け #大河ドラマ #吉沢亮 #渋沢栄一↓詳しくはこちらから↓https://t.co/C4AQV5Phh6
— NHKドラマ (@nhk_dramas) September 9, 2019
主人公は明治時代から昭和初期にかけて数々の事業を事業を手がけた実業家の渋沢栄一で、主演は俳優の吉沢亮さんがつとめるとのことです。
渋沢栄一とは
Wikipediaで渋沢栄一の「概要」を調べるとこのように紹介されています。
江戸時代末期に農民(名主身分)から武士(幕臣)に取り立てられ、明治政府では大蔵少輔事務取扱となり、大蔵大輔、井上馨の下で財政政策を行った。退官後は実業家に転じ、第一国立銀行や理化学研究所、東京証券取引所といった多種多様な会社の設立、経営に関わり、二松學舍第3代舎長(現、二松学舎大学)を務めた他、商法講習所(現、一橋大学)、大倉商業学校(現、東京経済大学)の設立にも尽力し、それらの功績を元に「日本資本主義の父」と称される。
渋沢栄一は幕臣・政府職員のときはいわゆる「武官」ではなく「文官」であり、民間人になると経済人として活躍しました。「大河」の主人公というと「鎧をつけている人」・「政治家」・「武人」というイメージが強く、生きていた時代も16世紀かた19世紀半ばの人というイメージがあります。
日本の近代経済が芽吹いたころ
ただ近年で言えば2017年に放送されたNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」のように、時代は16世紀だったものの、ひたすら戦から逃げ回り、殖産興業に励んでいたドラマもあります。
OECDの年次報告書📖『成長に向けて2019 (Going for Growth 2019)』は、包摂的成長を促進する改革の優先順位は国🌎🌏によって異なると述べています。
日本🇯🇵が優先的に取り組むべき改革は❓
日本のカントリーノート(日本語)
👉https://t.co/tjGgwrqDUz@OECDeconomy pic.twitter.com/kAoqJeACvd— OECD東京センター (@OECDTokyo) July 29, 2019
【労働市場と中産階級🏠を支援する政策が必要】
📈多くの国々、特に金融危機の影響を強く受けた国で、仕事には就いていても非正規雇用に就かざるを得ない人の割合が上昇しています。日本は1.7%(2016年)でOECD平均(5.4%)より低い割合。
🌍国際比較を通してみた日本🇯🇵 ➡️https://t.co/njo3TfeGlz pic.twitter.com/97zXGKK46X
— OECD東京センター (@OECDTokyo) July 16, 2019
おそらくドラマを企画するにあたって、「視聴者はどんなものをみたいか?」という視点があったと思います。何かと不安定な世相を反映して、日本の近代経済が芽吹いたころの様子を見てもらいたいという考えがあって、2021年は「青天を衝け」に決まったのかもしれませんね。
2020年7月10日金曜日追記
2020年7月10日金曜日に主演の吉沢亮さん(渋沢栄一役)を取り巻く家族や友人と、物語の初期に登場する人物とそのキャストが発表されました。詳細は上記のリンクをクリックしてご確認ください。