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「裏大河」こと大河ドラマアンコール「軍師官兵衛」2018年4月1日(日)12:00 スタート! #軍師官兵衛 #大河ドラマアンコール

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2018年現在、「大河ドラマ」といえば「西郷どん(Segodon)」が話題になっています。ですがその裏でひっそりと「裏大河」の「風林火山」が終わろうとしています。もうすぐ主人公・山本勘助(内野聖陽さん)が第4次川中島合戦で討死してドラマが終了します。

2018年度の「裏大河」は「軍師官兵衛」に放送決定

年度が変わって2017年度の「裏大河」が終わったあと、次は何をアンコールするのか気になってましたが2014年に放映された「軍師官兵衛」を放送することが決定しました。

近年の大河ドラマアンコール枠は「独眼竜政宗」や「武田信玄」など戦国時代ものが連続していましたが、またもや戦国ものです。再放送の枠なせいか「戦国⇆明治維新」を行ったり来たりして、年ごとに時代背景に気を使う必要がないところが良いと思っています。

個人的に「軍師官兵衛」は後半部の「羽柴秀吉の中国大返し」辺りから本格的に視聴し始めたので、ドラマの前半部が気になります。

主要な脇役の松坂桃李さん・濱田岳さん・高橋一生さん

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すでに2014年に放送されて黒田官兵衛も世に知られた知将ですから、多くの方は話の筋は分かっているでしょう。2018年の現在からして、多くの方が見どころは出演者とその人間関係です。主要な脇役が現在放映中の連続テレビ小説「わろてんか(新しいタブで開く)」と被っています。

松坂桃李さん(黒田長政)

松坂桃李さんは「軍師官兵衛」では主人公の黒田官兵衛の嫡男・黒田長政を演じ、「わろてんか」ではヒロインの北村てんの夫である北村藤吉を演じています。「わろてんか」ではでんとの出会いから、脳卒中で亡くなるまでポンコツ的な役割でした。

ですが、長政のときははじめこそ偉大な父の前に頼りないところもありましたが、関ヶ原の戦いでは福島正則を東軍陣営に引き入れるなど割と腹黒い役を公演されました。

濱田岳さん(栗山善助)

濱田岳さんは「軍師官兵衛」では主人公の黒田官兵衛の一の家来・栗山善助を演じ、「わろてんか」では北村笑店の専務(武井風太)を演じ、陰に日向にヒロインを支えています。栗山善助と武井風太ではキャラが違いますが、ヒーロー・ヒロインを支える役どころはそれほど変わらないように思います。

高橋一生さん(井上九郎右衛門)

高橋一生さんは「軍師官兵衛」では主人公の黒田官兵衛の三の家来・井上九郎右衛門を演じ、「わろてんか」では北村笑店の社外取締役・伊能栞を演じられています。

井上九郎右衛門のときは一の家来と二の家来である母里太兵衛のキャラが濃かったせいか、若干影が薄かったような気もします。ですが伊能栞のときは「おんな城主直虎」で鉄仮面を被ったような役どころ(小野但馬守政次)と正反対な破顔一笑なキャラを演じているせいか、一気に「日が当たった!」ような明るいキャラになっています。

ドラマの見どころは脇役の人間関係

松坂桃李さん・濱田岳さん・高橋一生さんいずれも主人公を取り巻く重要なキャラなので、人間関係も複雑です。わろてんかの時代は昭和前期ということもあって、身分の上下はありません。劇中ではしょっちゅう胸ぐらを掴んで殴り合いをしていました。

ですが「軍師官兵衛」は戦国時代のお話です。それぞれが主君の嫡男であったり、席次の決まった家来筋であったりするので、誰が誰に頭を下げるのか、誰が誰に頭が上がらないのか今から楽しみです。再放送される「軍師官兵衛」は3月で放送終了する「わろてんか」とそれぞれの人間関係を対比できるところが見どころでしょう。