菜の花の沖 再放送 最終回ネタバレ ゴローニンの解放。嘉兵衛は隠居して淡路国都志村に戻る。NHKドラマ再放送「菜の花の沖」2023年6月30日金曜日から

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NHKBSプレミアム・BS4Kで再放送される ドラマ「菜の花の沖」の最終回の見どころはなんといっても、日本によって捕らえられていた、ロシアの海軍大尉のヴァシリー・ミハイロヴィチ・ゴローニンが1813年に解放された場面でしょう。

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菜の花の沖 フヴォストフ事件(文化露寇)とゴローニンの捕縛

1806年から1807年にロシア海軍のニコライ・フヴォストフ大尉が、当時樺太や択捉島に存在した日本人・アイヌ人居留地を私怨を晴らすために襲撃した事件(文化露寇)を皮切りに、日本側は1811年に測量のために軍艦ディアナ号で択捉島北部に上陸したゴローニン艦長を部下ともに拘束。

菜の花の沖 高田屋嘉兵衛のカムチャッカ連行

このあとゴローニンの部下でディアナ号の副長であったリコルドは、一旦オホーツクに撤退したものの、再びディアナ号と輸送船を率いて国後島沖に出現し、高田屋嘉兵衛の観世丸を拿捕。このとき嘉兵衛と4人の水夫とアイヌ人をカムチャッカに連行します。

菜の花の沖 日露交渉〜ゴローニンの解放

リコルドは高田屋嘉兵衛以下6人の日本人をゴローニン救出のための「人質」とするつもりでしたが、嘉兵衛と交流を深める間にゴローニンを解放するためにはロシアの地方総督からの公式の謝罪文が必要であることを提案されます。

そのことを理解したリコルドは、嘉兵衛以外の日本人は解放した上で、嘉兵衛を日本側の臨時外交官であるとし、松前奉行との交渉に臨みます。

ゴローニンを捕縛して事情を聴取する中で、ロシアに戦争をする意図がないことを理解していた幕府首脳は、ロシアからの謝罪を受け入れ、1813年にゴローニンをロシア側に引き渡します。

この外交交渉の後、すべての精力を使い果たしたように嘉兵衛は、高田屋を四弟の金兵衛にゆずり、自身は生まれ故郷の淡路国都志村に隠居します。

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